狭小住宅&育ち盛りの子供が2人いる我が家ですが、少ないモノで暮らし、インテリアに統一感を持たせることで、スッキリした部屋をキープできています。
見た目の美しさにこだわりすぎず、自分と家族が笑顔で過ごせる居心地の良い空間を目指していきたいです。
玄関
玄関に入ると、目の前には手洗い場と玄関クローゼットが。
アウター、子供の制服、通学バッグ、帽子、スポーツ用品などをこちらに収納しています。
玄関ドアの裏には、外出時に必要なモノがスタンバイ。
マグネットフックは、セリアで購入したものです。
家族全員忘れっぽいのですが、このシステムを採用してから忘れ物がかなり減りました。
ついでにダンボールカッターも貼り付けておくと、荷物が届いたらすぐに開封&箱を解体できるので便利です。
下駄箱は上下に2つあり、下には私と子供達の靴を収納しています。
湿気&ニオイ対策として、炭八が活躍中。
靴は必要に応じて、1人あたり2~4足持っています。数が少ないので、下駄箱の掃除は毎回ササッと約5分で終了。
履いた後の靴は「なるべく下駄箱に戻そう!」というルールがありますが、そのまま出しっ放しのことも多いです(笑)。
何事もゆるーくゆるーく。スペースもルールも、ゆとりを持つのが我が家のスタイル。
1人1足まで出しておいてもヨシ!
リビング・ワークスペース
コンパクトハウスを広く見せる為、LDKは仕切りの無いワンルームを選びました。
床・家具・家電のカラーをなるべく統一し、スッキリした印象になるよう心掛けています。
狭い我が家だけど広く感じる~!
家族のリクエストにより、最近ソファーを置きました。
夫も子供達も虫が苦手なので、観葉植物の代わりにポスターで緑を楽しんでいます。
ミニマリストは敷物を持たない方が多いですが、我が家のリビングは家族全員がゴロゴロする憩いの場なので、カーペットは手放せません。
テレビ台の下にはルンバが隠れていて、出動の時を待っています。
ブラインド掃除が面倒だったので、LDKの窓は全てガラスフィルムに替えました。真夏と真冬以外は、基本的にブラインドを上げたままです。
想像していたよりも目隠し効果があり、掃除の手間がだいぶ減ったので、なかなか満足しています。
ガラスフィルム生活は4年目に突入
子供のランドセル置き場は、使い勝手の良いリビングに設置しました。
子供が自分で身支度を整えられるように、機能的な専用ワゴンを使っています。本人によると、なかなか使いやすいようです。
ワゴンに入り切らない学校関連アイテムは、子供部屋に置いています。
リビング横には、仕事や勉強をする時に使っているワークスペースがあります。
机の上に置かれているのは、夫用と息子用のゲーミングPCです。(家族全員ゲーマーですw)
左下のワゴンには夫の書類を、右下のワゴンには子供の教科書や参考書を収納しています。
椅子もワゴンも全部キャスター付きなので、移動しやすく掃除もラクラク。
私はノートPCを使ってリビングで作業しています
▼ 取り外せるトレーで整理整頓しやすい
▼ 棚板を斜めにも水平にもできて優秀
ちなみに、以前のリビングダイニングはこんな感じでした。
主役はヒノキの床とほぼ同じ色味のテーブルセット。
とても気に入っていたのですが、椅子の座面が合皮だった為、経年劣化でボロボロに剥がれてしまい、リサイクルへ出すことに。(テーブルはお譲りしました)
10年以上使っていたテレビとカーペットも同時期に手放し、家具の配置も変えて大幅にイメチェン。
現在のカーペットは、子供部屋のお下がりを使っています。
キッチン・ダイニング
キッチンハウスでオーダーした、大好きなグレー×白のキッチン。
一日に何度も使うキッチンは、スッキリ感と使いやすさのバランス命。
何もかも隠すと使いづらいので、よく使うモノはカラーを統一して出しっ放しにしています。
100均で購入した、浮かせるスポンジホルダーが優秀でお気に入り。
スポンジがキッチン正面から全く見えない!
隠せないゴミ箱はモノトーンで統一。子供達が分かりやすいように、100均の分別シールを貼っています。
こちらは細いスチールフレームに袋をサッと掛けるだけで、蓋付きのゴミ箱として使える優れモノ。とっても軽いです。
食器は白×ブルーを中心に、本当によく使うモノだけ揃えています。
ミニマルライフを始める前は、食器棚の奥にあまり使っていない食器がたくさんありました。
今は足りないモノも要らないモノも無くて、すごーく心地良いです。
家中をこの状態にするのが理想
手入れが面倒な水切りカゴは使用せず、ミーレの食洗機&水切りマットを愛用しています。
次回はより快適に使えそうな、折りたたみ水切りラックに買い替えようと検討中です。
ちなみに、以前のキッチンダイニングはこんな感じでした。
うーん、何度見ても配色のバランスが好き!最高に好き!!
現在はダイニングのペンダントライトを取り外しています。
家電やキッチン周りの小物は特に変わっていません。
寝室
なるべくモノを置かず、快適に眠ることに特化した主寝室。
「間接照明や観葉植物があったら素敵だな」と思いつつ、ズボラな私は掃除しやすさを最優先しました。
おかげで寝室に入った瞬間に眠くなる
床に直接エアリーマットレスを敷いていたこともありますが、腰を痛めてしまった為、現在はローベッドを愛用中。
寝具は敷きパッド以外オールシーズン同じものを使用しており、シーツ類の洗い替えも持っていません。(掛け布団は夏の間だけ圧縮して保管)
お住まいの地域やライフスタイルによっては難しいですが、保管スペースが不要になるのでオススメです。
▼ 家族全員で愛用中のコットンブランケット
▼ 髪のダメージと寝癖の対策にシルク枕カバー
ブランケットは愛用歴10年以上
ちなみに、以前の主寝室はこんな感じでした。
現在こちらの部屋は、子供部屋になっています。壁に飾ってあったポスターも一緒に引越しました。
すのこベッド&エアリーマットレスは、そのまま子供達が使っています。
わざわざベランダまで運んで干さなくても、マットレスを立て置くだけで普段のお手入れが完了するので本当にラクです。
子供部屋
最近まで主寝室だった部屋で、2部屋に分けられる設計となっており、現在は子供部屋として使っています。
間仕切り壁を設ける予定だったのですが、子供達の希望により、しばらくは家具でゆるく仕切って様子を見ることにしました。(人の気配がないと不安らしい)
私は弟とずっと相部屋でしたが、子供達には個室を用意してあげたいと思っていたので、どちらか一方が望んだら壁を設置するつもりです。
あと2~3年を目安に設置することになりそう
間仕切りに使ったのは、無印良品のスタッキングシェルフ。
縦にも横にも置けて、収納グッズとの組み合わせ次第で自由自在にアレンジできるので、子供達が成長しても長く使えそうだなぁと。
我が家では『3段×2列タイプ』を縦に2つ並べて使用。
▼ こちらはミニマルな2段タイプ
別売りのスタッキングチェストの配置を工夫して、就寝中にお互いの顔が見えないようになっています。
棚の中には服や小物が入っており、それぞれの部屋側からのみ引き出せる仕組みです。(※公式では衣類の収納は推奨されていません)
子供達は現在リビングやワークスペースで勉強していますが、「そろそろ机が必要では?」と思って聞いてみたところ、今のところ必要ないそう。
これからも子供達の成長に合わせて、子供部屋はどんどん変わっていくと思います。
子供達の自主性や意見を尊重したい
▼ 机を置くなら折りたたみ式にする予定
ちなみに、以前の子供部屋はこんな感じでした。
大人っぽい落ち着いた配色で、夫が「書斎にしたい」と狙っていたほど。
子供いわく、一人部屋は少し不安だったそうで、就寝時以外あまり使っていませんでした。
ウォークインクローゼット
本来はファミリークローゼットですが、現在は夫婦で使用中。
ここに私のオールシーズンのワードローブがあります。(喪服含む)
服は基本的にハンガーに掛けて収納するスタイル。一枚一枚がきちんと呼吸できるように、適度な間隔をあけることを意識。
ウォークインクローゼットは埃が気になるので、オフシーズンの服は衣類カバーの中に収納しています。
余白があると服が美しく見える
バッグは透明な扉のボックスに入れて、ショップのような見せる収納に。
個別に保管することで存在感が際立ち、より愛着が増すような気がします。バッグ同士がぶつかって傷んでしまうリスクも回避。
▼ 「それどこの?」とよく質問されるボックス
バッグの中には必ず炭八のスマート小袋を入れて、湿気対策しています。型崩れ防止にもなり、一石二鳥です。
画像には写っていませんが、クローゼットの右奥に小物を収納するスペースがあり、靴下やハンカチを収納したり・・。
アクセサリーや小物を収納しています。
無印良品のベロア内箱仕切&アクリルケースを使っているのですが、自分が何を持っているのか一目瞭然で快適です。
ミニマリストにしては数が多いと思いますが、どれも惚れ込んで手に入れたモノばかりで全部愛用しています。
取り出しやすい=使う機会が増える
▼ 『キューブボックスα』シリーズで重ねて設置OK
収納スペース
日用品、消耗品、掃除道具、家族全員分のパジャマ&下着が収納されたスペース。
ミニマリストとしては収納ケースをもう少し減らしたいところですが、子供達が適当に出し入れしてもごちゃごちゃ感を抑えられるので、当分はこのままになりそうです。
毎日使う洗剤ボトルもモノトーンで統一。
そのままのパッケージだと商品名や説明文が目立ち、視覚情報が多すぎて無意識に疲れてしまうので、ラベルを剥がしたり、シンプルな容器に入れ替えています。
モノだけではなく視覚情報もミニマル化すると、部屋も頭の中もスッキリして快適です。
視覚刺激は片頭痛のトリガーになる場合も
トイレ・バスルーム
トイレはタンクレスにする予定だったのですが、夫の「災害時に安心だから」という意見により、タンク式に決定。
トイレマットは敷かず、汚れたらその都度サッと掃除しています。スリッパは来客の為にも手放せません。
もっとおしゃれなスリッパに買い替えたいとずっと思っていますが、丸洗いできて便利な100均のままです(笑)。
掃除グッズは、流せるトイレブラシとシートを併用しています。
市販の消臭剤は置かず、炭八を愛用中
バスルームはごく普通のタイプ。
初めから付いていた風呂蓋と排水口カバーは、掃除が大変なので手放しました。
もし風呂蓋が必要になったら、実家のように浴室用のアルミ保温シートで済ませようと考えています。
軽いし、安いし、お手入れラクチン♪
以前はシャンプー類をバーに引っ掛けて、浮かせる収納をしていたのですが、夫や子供達に「使いにくい」と不評だったのでやめました。
風呂上がりは画像左のスクイージー(水切りワイパー)を使って、大雑把に水気を切るようにしています。
別の位置には風呂掃除用のブラシも。
掃除は面倒ですが、掃除グッズがすぐ手の届く場所にあると「ついでにやるか~!」という気持ちになるのでオススメです。
たまに子供達も入浴するついでにブラシでお掃除してくれます。
収納は家族の使いやすさ重視
ミニマリストはコンパクトハウスと相性抜群!
ミニマリスト×コンパクトハウスの組み合わせはメリットいっぱい。
デメリットである圧迫感や収納スペースの少なさは、モノを減らすことである程度解決できます。
シンプルに暮らすには家族の協力が不可欠ですが、あまりルールを厳しくし過ぎず、相手に求め過ぎず、何事もゆるーく考えることがお互いストレスを溜めずに済む方法かな、と。
これからも自分と家族が快適に暮らせる、ちょうど良いバランスを探していこうと思います。
おわりに
「1番長く過ごす場所だから、1番好きな場所にしたい」
そう思いながら少しずつ暮らしを整えてきました。家が整うと、自然に心も整っていく気がします。
散らかったままの日もありますが、ここで過ごすどんな一日も私にとっては大切な記憶。私と家族の日常が詰まった、この家が大好きです。
また我が家に遊びに来てね~!