カーテン無し生活を始めるならガラスフィルムがオススメ。
面倒なブラインドのほこり掃除から解放されてストレスフリー、部屋も広く見える!
ガラスフィルムの貼り方・目隠し効果や採光度の検証・実際に体験して分かったメリット&デメリットをご紹介します。
ガラスフィルムの貼り方・準備するモノ
ガラスフィルムはたくさんの種類があり、基本的に目隠し効果が高くなる程、採光度(明るさ)が低くなっていきます。
▼ 今回はこちらの【remecle】7t 半透明柄をセレクト


我が家のリビングは元々そんなに日当たりが良く無いので、採光度より目隠し効果を重視しました。
ガラスフィルムを貼る際に必要なモノは下記のとおりです。
- カッター
- 霧吹き
- はさみ
- メジャー(採寸に必要)
- スキージー ※ガラスフィルムに付属していました
この他、ガラスフィルムを窓ガラスのサイズにカットする時、はさみがブレないように長めの定規などがあると便利かも知れません。
続いて、ガラスフィルムの貼り方をご説明します。
①窓ガラスを採寸し、ガラスフィルムに目印を付けます。


窓ガラスは事前にキレイに拭いておこう
②実際の寸法よりも少し大きめにカットします。

③霧吹きを使って、窓ガラスを水でしっかり濡らします。

水滴が垂れてくるくらいがベスト!
④ガラスフィルム裏面の透明フィルムを剥がした後、霧吹きを使って、粘着部分に水をたっぷり吹きかけます。

⑤ガラスフィルムの一番上を両手で持ち、上から垂直に貼ります。


⑤は大きな窓だと一人では少し難しい作業かも(もちろん頑張れば一人でも出来ます)
⑥貼り終えたら、スキージーを使って気泡&水分を外へ押し出します。

▼ こんな感じになればOK!

⑦余分なガラスフィルムをカッターでカットして完成です。


スキージーを当てながら、窓枠に沿ってカッターをスライドさせるようにカットすると◎
所要時間は窓ガラス2枚分で1時間程度(ほとんど夫が一人で作業)。慣れれば、もっと短時間で出来ると思います。
ガラスフィルムの目隠し効果を検証
カーテン無し生活の為にガラスフィルムを検討されている方にとって、最も気になるのは目隠し効果だと思います。
実際にどれくらい効果があるのか、(室内の明かりを点けた状態で)夜間に屋外から撮影して検証しました。
家の中にいる家族に、窓から約30cmと約1mの位置に立って貰いました。
▼ 窓から約30cm離れた場合

窓辺に人が立っているとハッキリ確認出来ますね。ちょっとホラーです(笑)
▼ 窓から約1m離れた場合

ぼんやり影が見えるレベルで、人かどうかは分かりません。
どちらの位置でも、家の中の様子はほとんど分かりませんでした。
ただ形はぼやけていても、(窓から1mくらいの距離では)人の動きやインテリアの色は何となく分かってしまいます。
もっと離れれば大丈夫ですが、一人暮らしの女性や道路に面した立地の一階にお住まいの方はご注意下さい。

個人的にはこれくらいの目隠し効果で大満足です
ガラスフィルムの採光度を検証
基本的に、目隠し効果と採光度は反比例するので「目隠しはしたいけど、部屋が暗くなったらイヤだなぁ」と心配する声も。
そこで、ガラスフィルムの採光度を照明や自然光など条件を変えて検証しました。
天気の良い昼間に室内を撮影。
▼ 照明ありの場合

リビングのダウンライトを点けている状態です。当たり前ですが、明るさに全く問題はありません。
▼ 自然光のみの場合

リビングのダウンライトを消している状態です。家事をする分には問題ありませんが、本を読んだり、字を書くには少し暗いかな。
▼ ブラインドを閉めた場合

リビングのダウンライトを消し、更にブラインドを閉めた状態です。
画像では、前述の自然光のみの場合よりも何故か明るめに写っていますが、実際はもっと暗くなっています。
我が家のリビングは元々そんなに日当たりが良く無い為、場合によっては昼間でも照明が必要という結果になりました。
とはいえ、体感的には「少し暗くなったかな?」程度で、日当たりの良いお部屋にお住いの方であれば、特に問題無いと思います。

明るさが心配な場合は採光度の高いタイプを選ぼう
ガラスフィルムのメリット&デメリット
実体験と検証を通じて分かった、ガラスフィルムのメリット&デメリットをまとめました。(※全て【remecle】7t 半透明柄の場合)
- 窓から1m以上離れると目隠し効果抜群
- 少し暗くなった程度で(家事をする分には)明るさに問題ナシ
- 費用が安い(窓1枚分で1,500円程度)
- 水に濡らして貼るだけ
- いつでも現状回復可能
- 省エネ&節電になる
- ガラスが割れた時、飛散防止になる
▼ リビングが開放的で明るい印象になりました

- 大きな窓だと一人で貼るのが少し大変
- 気泡をキレイに外へ押し出すには、ある程度テクニックが必要
- 日当たりの良い部屋だと眩しい
- UVカット効果があるものの、肌がピリピリする気がする (※個人の感想です)
- 夜になると暗い印象
- 真冬は窓からの冷気が気になる
▼ 外が真っ暗だと、何だかコワイ・・

▼ 夜はガラスフィルムの端が白く目立ちやすい


今のところはメリットの方が多いかな!
冷気や暖房効率が気になる場合は、冬だけカーテンやブラインドを使うのもありだと思います
カーテン無し生活の初心者はガラスフィルムがオススメ!
我が家はほとんどの窓にブラインドがあり、埃を掃除することが面倒でした。

現在ブラインドは昼も夜も上に畳んだ状態のまま。埃掃除から解放されてストレスが減りました。

おまけに、心なしか部屋が広く見える!
掃除がラクになり、部屋が広く見えるカーテン無し生活は、ミニマリストと相性が良いと思います。
「カーテン無し生活を始めたいけど防犯面が心配」という方は、ぜひ一度ガラスフィルムをお試し下さい。
比較的安価&いつでも原状回復OKなので、気軽にチャレンジ出来ることがガラスフィルムの良さですね。

カーテン無し生活に抵抗がある方も、ガラスフィルムを貼ればブラインドの隙間から室内がチラ見えすることを防げるなどのメリットがある為、併用もオススメです。
もしこの先カーテン無し生活をやめたとしても、チラ見え防止の為にガラスフィルムは愛用していきたいと考えています。

使い方次第で、ミニマルライフが更に快適に♪