いつも片付いている理想のキッチンへの近道は、不要なモノを減らすこと。
モノが少なければ、収納グッズに頼らなくても「ただ置くだけ」で、スッキリ使いやすい。
家族4人で暮らすコンパクトハウスのキッチン収納を全て公開し、収納のポイントをまとめました。
※一部の画像は、現在のインテリアや持ち物と異なる場合があります
ミニマリストのキッチン全体像
- キッチンハウスのペニンシュラキッチン
- 背面収納(吊戸棚)あり
我が家のキッチン収納は、全部で14ヵ所。
特別な収納テクニックは使っておらず、モノと収納グッズをなるべく少なくして、自分や家族の使いやすいようにポンポン置いているだけです。
気を付けている点は、シンクとコンロの清潔感。キッチンは清潔感が一番大事だと思っています。
収納は、まず不要なモノを減らしてから
シンク下 収納
シンク下は、横長の引き出しが2段。
配管の影響で湿気がこもりやすい為、食料品の収納は控えて、主に調理器具を置いています。
◆①の段:ボウル、ラップetc
- 柳宗理 ボウル&パンチングストレーナー
- iwaki 耐熱ガラスボウル
- 米研ぎボウル
- フリーザーバッグ
- オススメ! BOS 防臭袋
- ラップ
ボウル類はあえて重ねずに収納し、スペースを節約するよりも、パッと手に取りやすいことを重視。
ラップは詰め替え容器にチャレンジした事があるのですが、上手く使いこなせなかった為、現在はそのまま使っています。
優先度は、見た目の良さ<使い勝手の良さ
▼ 見た目がシンプルなサランラップも有
◆②の段:鍋、保存容器etc
- 無印良品 土鍋
- STAUB ホーロー鍋
- 保存容器
- オススメ! サンサンスポンジ
水を入れて使うことが多いので、(個人的に)鍋はシンク下がベストポジション。
重い鍋は苦手ですが、STAUBは肉料理やカレー作りに欠かせない存在です。
いつか土鍋やSTAUBを使って炊飯してみたい♪
保存容器は、直火OKで臭いが付きにくい野田琺瑯と、蓋をしたままレンジで使える楽ちんパック(100均にあり)を使い分けています。
▼ レンジ&オーブンOKのiwakiも気になる
食洗機の横 収納
外からは引き出しが2段に見えますが、実は3段。
食洗機を使用すると、隣接する棚の温度が少し高くなるので、シンク下と同様、食料品の収納は控えています。
(※食洗機は使用時間が短い為、そんなに悪影響は無いそうですが)
◆③の段:弁当グッズetc
- 弁当グッズ
- 爪楊枝
- セロハンテープ
同じ用途のモノは、なるべくまとめて収納します。本当は弁当箱も近くに収納したいのですが、棚の高さが合わない為、他の場所に。
キッチンにセロハンテープがあると、使いかけの冷凍食品やお菓子の袋を留める際に便利です。
◆④の段:使い捨て食器etc
- 耐熱ガラスの急須
- 紙コップ、紙皿、割り箸
来客時でも家族と同じ食器を使用することが多いのですが、数が足りない場合や、感染症で自宅療養になる可能性を考慮して、使い捨て食器を常備するようにしています。
スプーンやフォークも用意しようかな?
◆⑤の段:掃除グッズ、洗剤
- キッチンまわりの掃除グッズ
- 食器用、食洗機用洗剤
コンロと食洗機のちょうど中間の位置に収納することで、調理後にサッと掃除したり、食洗機に洗剤を投入しやすく、家事動線がスムーズになって快適です。
モノはよく使う場所に収納、が鉄則!
コンロ下 収納
コンロ下に引き出しが2段、その横にスパイスラック。
フライパンやキッチンペーパーなど、コンロの近くにあると便利なモノを収納しています。
◆⑥の段:キッチンペーパーetc
- キッチンペーパー
- ミニ鍋つかみ
- だしパック、昆布、かつお節
以前はキッチンペーパーをマグネットホルダーにセットして使っていたのですが、最近はそのまま使っています。
▼ 埃が付かない&取り出しやすい、ボックスタイプを検討中
⇒ (追記)ボックスタイプに替えました。
残りが少なくなってくると取り出しにくいことが欠点ですが、やはり使い勝手が良いです。
鍋つかみは、指だけが入る小さめサイズで、スペースを取りません。
だしは、化学調味料・酵母エキス・食塩・砂糖不使用の無添加だしパックを愛用。茅乃舎もよく買います。
だしパックはズボラーの強い味方♪
◆⑦の段:フライパンetc
取り出してすぐ火にかけられるので、(個人的に)フライパンはコンロ下がベストポジション。
レミパンは1枚5役をこなす、ミニマリストにピッタリの優秀なフライパンで、最近全く同じモノを買い直しました。
底板のキズ防止の為、滑り止めシートを敷いています。
▼ レミパンはAmazonの方が安いことが多いです
調味料 収納(スパイスラック)
◆⑧の段:調味料、油
なるべく素材がシンプルで、使い切れるサイズのモノを選ぶようにしています。
大きいサイズの方がお得感はありますが、我が家の場合、使い切れないことも多くて・・。
小さいサイズを新鮮な内に使い切る方が、気持ち良くて好きです。
調味料の詰め替えについては、
- 詰め替え用が売っている ⇒ 統一感のある容器に詰め替える
- 〃 が売っていない ⇒ 詰め替えずにそのまま使う
という場合が多く、容器は100均で購入したり、空になったモノを再利用しています。
油は詰め替え容器を使ってみようかな?
吊戸棚 収納
収納スペースは、全部で2ヵ所。主に食器を収納しています。
食器 収納
◆①の段:食器etc
白×ブルーを中心に、本当によく使うモノだけ揃えています。ブランドにこだわりは無く、ネットや近所で手に入るモノばかり。
足りないモノも、要らないモノも無くて、とても心地良いです。
最上段には、おひつと花瓶を収納しています。
◆②の段:グラスetc
グラス類は奥にあっても取り出しやすいように、100均の収納に入れて引き出して使っています。
これは実家の母の収納アイデアを真似したものです。
画像には写っていませんが、上段には夫と子供が使っている水筒やプロテインシェイカーがあります。
背面収納
収納スペースは、全部で4ヵ所。主にカトラリーや食料品を収納しています。
造作ではない為、仕切り板の位置や棚の高さがしっくりこない部分もありますが、そこを上手に活かしていきたいです。
カトラリー 収納
◆③の段:カトラリー
- スプーン(小) ×4
- 〃 (大) ×4
- フォーク(小) ×4
- 箸 ×3
- 箸置き ×4
スプーン&フォークは、全て100均で購入したモノで、もう数年使っています。
柄を仕切り板の上に置くことで取り出しやすく、子供達が引き出しを勢いよく開けても、滑り止めシートを下に敷いているのでズレません。
標準仕様の仕切りを活かしました
▼ 箸置きも100均。下の子だけネコ♪
カトラリー収納は、シンプリストである母の収納方法を参考にしているので、宜しければ実家の記事もご覧下さい。
◆④の段:菜箸、キッチンばさみetc
- 菜箸 ×2
- 貝印 キッチンばさみ ⇒ キッチンスパッター
- オススメ! 貝印 ピーラー
- キッズ 箸、フォーク、スプーン
- soil コースター ×4
- エプロン
- オススメ! ティータオルの替え
- ふきん、タオルの替え
細々したキッチングッズはこちら。使い勝手を考慮して、トングやレードルはコンロ横の壁に吊るし、包丁はスタンドに置いています。
全てを隠すのではなく、料理が少しでもラクになるような収納が理想です。
▼ マグネットの包丁ホルダーを検討中
食料品ストック
◆⑤の段:食料品etc
収納グッズを最小限にしている為、全く写真映えしない(笑)。
低い位置にある棚なので、上段に毎日食べるモノ、下段に備蓄食料を収納。
こうして改めて見ると、おやつコーナー広すぎ問題・・。一番下の余白部分も、たまにおやつが占拠しています(^^;)
備蓄食料は、賞味期限が分かりやすいように日付を手前に向けて、透明のボックスで保管。
▼ ローリングストック(食べたら買い足す)
鯖缶など、たんぱく質が摂取出来る缶詰が入っていることも多いです。
体調不良や、感染症で自宅療養になった場合の為にも、食料品のストックはある程度必要ですね。
この他にも、牛丼やうどんなど、冷凍食品をストックして備えています。(ちなみに災害時の非常食は別にあり)
ミニマリストでも備蓄は必要
◆⑥の段:米びつ、飲料品etc
- 米びつ
- 飲料品のストック
- 水筒(スポーツ用含む)
- クーラーバッグ
ミニマリストは、米を冷蔵庫で保管されている方が多い気がしますが、我が家はライスディスペンサーを使っています。
今度はデザインがスタイリッシュなタイプにしたいな~。
ミニマリストのキッチン収納ポイント
「キッチンが片付かなくて困る~!」とお悩みの方は、新しい収納グッズを買ったり、あれこれ収納を工夫する前に、まずモノを減らすとラクだと思います。
モノが少なければ、キッチンが散らかってもすぐ元の状態に戻せますが、モノが多いと一苦労です。
また、見た目の美しさにこだわり過ぎて、肝心の使い勝手が悪くなってしまっては本末転倒なので、ある程度は妥協することも必要かも知れません。
ズボラーこそ、モノを減らそう!
▼ こちらの書籍にキッチンが掲載されています