残念ながら私には使いこなせず、手放してきたブランド品の数々をまとめました。
浪費家だった頃から最近購入したものまで、買い物の失敗を今後に活かすための備忘録として、恥を忍んでご紹介します。
あくまで相性の問題であり、商品自体は素晴らしいものです。

どなたかのお役に立てれば幸いです
エルメスのバーキン

バッグ好きなら、人生で一度は手にしてみたいと思うバーキン。私は20代の頃からずっと憧れていて、コツコツ貯めた貯金でようやく手に入れました。
しかし、残念ながら当時の私には上手く使いこなせず、「このまま眠らせておくより、誰かに使ってもらった方がずっといい」と潔く手放すことに。
荷物を入れると重いし、良い意味でも悪い意味でも目立つので持って行く場所や会う人を選ぶし、そもそも私のライフスタイルではバーキンを使う機会がそんなになくて…。

誰もが認める素晴らしい名品でも、自分にとって価値があるかどうかはまた別の話なのだ、と勉強になりました。
資産性があるとか皆が欲しがっているとか、そういった世間的な評価はあまり意味がなくて、価値ある買い物とは、それを使って自分が本当に満足できるかだと思います。
結果として「私にバーキンは必要ない」と分かりましたが、もし経験しなかったら「本当に必要ないのかな?」と完全には納得できなかったと思うので、失敗も無駄ではありませんでした。

浪費癖を見直すきっかけになったバッグ
エルメスのボリード、ピコタン

ボリード31は、私の身長や荷物の量に対してサイズが大きいこと、トリヨン革でくたっとなりやすくシワが目立つことが理由で手放しました。
バーキンより目立ちにくいので、学校行事やランチ会にも気兼ねなく持っていきやすい点はすごく良かったです。
ピコタンPMは、サイズ感がちょうどよくて気に入っていたのですが、ショルダーストラップがないため両手が自由にならないことが気になり、同じく手放すことに。
私には小さめサイズで、ショルダーストラップのあるバッグが向いている、と勉強になりました。

たくさんバッグを手放しました…反省
エルメスのオラン

ずっと履いてみかったオランに最近挑戦しました。
ビーサンのように快適に履ける人と、いつまで経っても痛みを感じる人に分かれる、という噂を聞いていたので、自分はどちらなのかドキドキしながらオラン修行(履き慣らすこと)を開始。
結果は…、十数回履いてもまだ痛い!そして疲れる!
毎回オランを履く前に、足に皮膚保護クリームを塗りたくり、特に痛みを感じる箇所に靴擦れ保護テープ
を貼っていますが、どんなに入念な準備をしても小一時間歩けば疲れをどっと感じます。
オランからウーフォスに履き替えた時、まるで雲の上にいるような履き心地で驚きました(笑)。靴は見た目云々の前に、まず足に合っていなければダメですね。

見た目は完璧なのに合わなくて残念
▼ 靴擦れ対策にはこの2つ!超オススメ!
シャネルのミニマトラッセ

中古で購入したミニマトラッセ。気品あふれる、とても美しいバッグです。
しばらくしてエルメスのバッグを手に入れる機会があり、デザインの好みや耐久性の問題で、私にとってエルメス以上の魅力を感じられなかったため、キレイなまま売却しました。
チェーンストラップの肩への食い込みが気になったことも、手放した理由の1つです。
驚くほど値上がりした今となっては、そのまま取っておいても良かったかもしれません。でも、結局あまり使わなかっただろうな。
「もし当時と同じ価格で買い直せるとしたら?」と聞かれたら、お得感に心惹かれつつも、そのうち使わなくなるから買わないと答えます。

革製品はやっぱりエルメスが好き
カルティエのタンクフランセーズ

社会人になったばかりの頃、職場で尊敬する先輩が愛用している姿に憧れて、清水買いしたもの。
しかし、そもそも腕時計をつける習慣のなかった私には上手く使いこなせず、30代になって手放す覚悟が決まるまで、ほとんど未使用のままクローゼットで眠っていました。
なんてもったいない…!久しぶりに取り出した時、電池切れで動かなくなってしまった腕時計を見て、本当に申し訳ないことをしたと罪悪感でいっぱいに。

その反省を活かし、40歳で譲り受けた祖母の形見のクレドールは、かなり頻繁に使っています。
モノは使ってこそ真価を発揮する、モノを大切にする=たくさん使うことだ、と勉強になりました。

憧れだけで使う習慣がないモノを買わない
ポメラートのヌードリング

こちらは昨年購入したもの。とても気に入っていたのですが、石に高さがあるため、ふとした瞬間にぶつけてしまうことがあって。
使うたびに何となく気を遣ってしまう指輪は、ガサツな私には合わないと判断し、購入からわずか1年で手放すことになりました。

ロンドンブルートパーズの美しさに目が眩んで、自分の性格や行動との相性をきちんと考えなかったことが失敗した最大の原因です。
私には高さのある指輪は使いにくい、指輪なら色石よりもダイヤモンドや地金の方が日常的に使いやすい、と勉強になりました。
模造品はオススメしませんが、「失敗リスクを回避するため、いきなりブランド品を買わずにまずは似ているプチプラでお試しする」という人がいるのも分かります。

高すぎる勉強代…!
ヴァンクリのマジックアルハンブラ ロングネックレス

こちらもここ数年で購入したもの。アラフォーになり、ヴィンテージアルハンブラのサイズでは物足りないと感じ始めた頃に、担当の方から勧められました。
マジックアルハンブラは初挑戦でしたが、サイズ感は大満足!
ただ、157cmの私にはチェーンが(短い方で留めても)長くて。ちょっとバランスが悪いかな、と。

更に、長めのチェーンによって骨格ウェーブが苦手とする深いVラインができてしまい、上半身が間延びして見えるという…。
私はガサツなので、マラカイトが汗と水に弱いことや、硬度が低い石なのにモチーフ部分をよくぶつけてしまうことが気になり、結局すぐに手放してしまいましたが、
長さが気になる場合は、チェーンを二重にして使ったり、他のネックレスのチェーンに付け替えれば問題ないと思います。

SNSで見かけた、ヴィンテージアルハンブラの1Pネックレスと組み合わせるアレンジも素敵。もし手持ちがあれば、同系色の石や地金で揃えるとキレイです。
前述のヌードリングもそうですが、私にはぶつけやすいデザイン×繊細な素材のアクセサリーは向いていない、と勉強になりました。
私の場合、ロングネックレスなら、Vラインが強調されにくいアルハンブラ20Pの方が似合いそうです。

丈夫なオニキスやカルセドニーにすれば良かった
モンクレールのロングダウン、ダウンベスト

モンクレールの暖かさやデザイン性は言わずもがな。ロングダウンを手放したのは、完全に私のライフスタイルとの相性の問題です。
真冬でもあまり雪が降らない地域に住んでおり、どこへ出かけるにもほとんど車で移動するため、モンクレールほどの暖かさは必要ないし、ロング丈よりショート丈の方が断然使いやすくて。
ちなみに、ダウンベストも使用するシーンがよく分からず、過去に未使用のまま手放したことがあります。

温度調節に便利かも!と思って購入しましたが、秋に着るにはちょっと暑いし、真冬に着るには寒いだろうし、襟元が立っているからインナーダウンにも向かないし…。
そもそも「ロンTや薄手ニットにダウンベストを合わせるスタイル」が私には壊滅的に似合わないことが判明。体の細く見える部分が隠れてしまって、野暮ったく見えるのです。
着用している自分やシーンを想像できない服は買ってはいけない、体型に合わない服はテンションが下がって着なくなる、と勉強になりました。

高級ダウンへのこだわりを捨てました
▼ 現在はユニクロのダウンを愛用中
マックスマーラのコート

お下がりのマニュエラをはじめ、以前はマックスマーラのコートを数着持っていましたが、どれも自分の顔や体型にしっくりこなかったため、全て手放しています。
雑誌やSNSにはカッコよく着こなしている人があふれているのに、私が着ると何だか借り物のように見えてしまって。リフォーム専門店でサイズを調整しても印象はあまり変わらず。
低身長で骨格ウェーブの私が海外ブランドのマックスマーラを着こなすには、まだおしゃれスキルというか力量が足りない、と勉強になりました。

ノーカラーやフード付きなら、まだマシなんですけどね。
マックスマーラの得意なキャメル色も苦手だし、「似合わないブランドから無理して似合うものを探そうとせずに、自分の体型に合う国内ブランドから選べばいいのでは?」と考えが変わりました。
簡単に解決できることなのに、何度も失敗を繰り返したのは、憧れのマックスマーラを素敵に着こなす「理想の自分へのこだわり」を捨てきれなかったのだと思います。

無理せず自分らしいおしゃれを楽しみたい
おわりに

こうして振り返ると、浪費家だった頃の私の散財ぶりは異常でしたね。お恥ずかしい限りです。
自分に合うかどうかより、欲しい気持ちばかりが先行してしまって。今は昔と比べて自分でも驚くほど物欲がなくなりました。
ただ、買い物の失敗はいまだにあります。購入する前に何度も自問自答を繰り返して、かなり慎重に選んでいますが、それでも蓋を開けてみるまで分からないことも多いです。
失敗は「本当に自分が求めているモノ」を見極めるためのヒントになるので、後悔はしていません。高い勉強代だったけれど、身をもって痛みを知ればもう繰り返さないはず。← 信じていいの?
大事なのは手放すことになった理由を考え、自分自身を知り、買い癖を見直して、次のモノ選びに活かすことだと思います。

失敗してもただでは起きない精神でいく!





