物欲があるのは元気な証拠。でも「欲しい」の中には、ただの欲求不満や一時的な気の迷いが紛れている場合もあります。
自分が感じている、“買いたい気持ち”は果たして本物なのか。モノを購入する前に見直すことで冷静になれる、物欲チェック表を作りました。
画像を保存してぜひご活用下さい
物欲チェックリスト①
1.人生の時間を消費して得たお金で買う価値ある?
労働で得たお金=人生の貴重な時間と交換したもの。
自分にとって価値ある物事に使いたいと私は考えています。
2.どんなにお得でも買わなければ0円
たとえセールで半額になっていても、買わないで済むならその方がずっとお得です。
お買い得感に釣られないように要注意。
3.もし誰にも見せられなくても欲しい?
SNSに載せたり、誰かに自慢できなくても本当にそれが欲しいか。
見せるために買っても、皆きっとすぐに忘れます。
4.衝動買いはお金が減ってイマイチなモノが残るだけ
私は衝動買いで成功した経験がほとんどありません。
気になる点に目をつぶり、妥協して選んだ場合も同じです。
5.真夜中にネットでポチるなとりあえず寝ろ
深夜のネット徘徊は、判断力が低下しているので非常に危険です(笑)。
無駄遣いする前にさっさと寝ちゃいましょ。
6.一生モノは結果論
長く付き合えるモノは人によって異なるし、高級品が一生モノになるとは限りません。
「一生使える」と 「一生使いたい」はまた別物。
どんなモノでも「長く使えたら嬉しいな」くらいに思っておくのがベターです。
▼ 一生モノとして有名なバーキンを手放した話
7.代替品を買ってもきっと満足できない
「これは本当に欲しかったモノではない」と自分で分かっているから心が満たされず、また他のモノを買ってしまう負のループに陥ります。
8.今あるモノで本当に足りない?
買い物をする前に、クローゼットを整理してみる。
私の場合、持ち物を点検すると「今あるモノで充分かもしれない」と思い直すことが多いです。
9.それは本当に「自分が」欲しいモノ?
情報の海の中で毎日過ごしていると、いつの間にかモノが欲しくなるように刷り込まれている恐れがあります。
それは本当に自分が欲しいモノなのか、それとも誰かに欲しいと思わされているのか。
余計な情報は見ざる聞かざる。
10.「ちょっといいな」で散財しない
ちょっと欲しいモノや、ちょっと便利そうなモノって本当に厄介です。
あまり満足感を得られないまま、お金がどんどん減っていきます。
11.お金を使いたくてわざわざ欲しい物を探してない?
本来であれば「欲しいモノがあるからお金を使う」のが自然な流れ。
何かいいモノないかな?と目的もなく商品を探すことは、自分から罠にかかるようなものです。
12.寄り道しなければ1番欲しい物がもう買えてたよ
使えるお金が限られている庶民だからこそ、余計なモノを買って散財する前に、最短ルートでサクッと1番を手に入れる方が経済的です。
▼ コツコツ貯金して中古のケリーを買いました
物欲チェックリスト②
13.今のお気に入りと交換できるくらい欲しい?
自分が持っている、同じカテゴリーの中で1番好きなモノと交換できるか。
迷わず「イエス」なら、きっと後悔しない良い買い物になると思います。
14.これを買ったら当分何も買わない
私は元浪費家なので分かります。この誓いをきちんと守れる浪費家は滅多に存在しません(笑)。
「これで最後だから」を言い訳にして無駄遣いしないこと。
15.自分のモノになったら興味が薄れない?
手に入れるまでが1番楽しくて、買ったら他に目移りしてしまうタイプは、本当に欲しいモノを見極められていない可能性大。
買いたいではなく、使いたいモノを選ぶべし。
16.自分が着たらそうでもない罠
モデルや美人が着ている服&小物って、すごーーく良く見えるんですよね。
でも実際に使うのは鏡に映る自分です。私はいつもこの罠に引っ掛かりそうになります(笑)。
17.余計なモノを買っても新たなストレスが増えるだけ
ストレス発散になるのは、本当に好きなモノを買った時だけ。
それ以外は一瞬気分が良くなっても、無駄遣いしたストレスがきっと後からやってきます。
18.買ったら本当に使う?
モノは使ってこそ、だと思います。
すぐに飽きてゴミになってしまうようなモノは買わない。
傷ついたらもったいないとクローゼットの奥にしまい込まない。
19.売り切れたってまた素敵なモノが見つかるから大丈夫
焦って買うとかなりの確率で失敗します。
タイミングを逃したら、ご縁がなかったのだと潔く諦める。
そのうち、もっと自分に合う素敵なモノと出合えるかもしれません。
20.定価の時から欲しかった?
定価だった時は眼中になかったのに、値下げしたら急に気になり出した。
そんな時はモノ自体ではなく、安さに惹かれているだけの可能性大です。
21.どうしても自分が所有しなきゃダメ?
正統派トレンチコートを羽織って、バーキンをさらっと持つ。
私の憧れのスタイルでしたが、自分に合わないと悟った今は、街中やSNSで着ている人を見かけるだけで満足しています。
22.安いから失敗してもいいやと価格を免罪符にしない
普段からモノ選びに手を抜いていると審美眼が磨かれず、ここぞという時に失敗しやすくなります。
プチプラもじっくり見極めてから購入する習慣づけを。
23.散財は自分で気づくまでやめられない
私が「絶対に買っちゃダメ」と言わないのは、物欲が強いタイプは周囲に何を言われたって収まらないと知っているからです。
「このままではいかん」と自分で気づいて納得しない限り、散財は永遠に続きます。
24.目移りする時はどれも大して欲しくない
「あれもこれも欲しい!」という人の多くは、実はどれもそんなに欲しくないのだと思います。
精神的なストレスが一時的に物欲へと姿を変えているのかもしれません。
スマホのロック画面用の壁紙
リクエストにお応えして、スマホのロック画面用の壁紙を作りました。
iPhoneの時刻表示と被らないようになっています。ぜひ保存してご活用下さい。
買い物前にチラッと見れば、冷静になって無駄遣いせずに済むかもしれません。
私も試しにやってみました。なかなかインパクトがあります。
おわりに
物欲があること、お金を使うことは悪くありません。問題なのは、物欲に支配されて余計なモノにお金を浪費すること。
お金を大事にする=なるべく使わないようにすると考えがちですが、自分にとって価値ある物事に使うことも、お金を大事にしていると言えると思います。
浪費はしない。でも本当に欲しいモノは迷わず買う。そしてたくさん使ってモノから経験を得る。そういう自分が満足できるお金の使い方を心がけていきたいです。
自分を楽しませる為にお金を使おう~!