本物そっくりと噂のポメラート風リングと本家ヌードリングを比較しました。
どこがどれくらい違うのか、正直にレビューしています。
結論としては、パッと見は似ているものの、あくまでプチプラの類似品であり、大人の女性にはおもちゃっぽいと感じました。
※当ブログはポメラート風をオススメしている訳ではない為、申し訳ありませんが商品リンクは貼らない方針です。
ポメラート風リングと本家を比較
友人からリクエストを受け、楽天のポメラート風リングと本家ヌードリングを比較しました。
左のロンドンブルートパーズが本家(10号)、右がポメラート風(11号)です。
ヌードリングと言えば、表面にランダムに入ったファセットカットが有名ですが、ポメラート風も似たようにカットされており、少し驚きました。
57のファセットを持つ本家に対して、ポメラート風はどれくらいあるんだろう?
石の大きさもアームの太さも同じくらいで、パッと見は本当にそっくり。正直に言って、すれ違ったくらいでは全然分からないと思います。
しかし、じっくり見比べてみると明らかな“違い”がありました。
石の接合部が見える
陽の光の当たる場所で正面から見ると、ポメラート風は石と石座の接合部が丸見え。一方、本家は全く見えません。
調べたところ、本家は「スクリューで石を固定した後に穴を閉じる」という独自技法を採用しているそうです。
このひと手間が全体の美しさを左右するのだ、と実感。
淡いカラーだともっとハッキリ見えるかも
石座の形が異なる
一見同じに見えますが、ポメラート風の石座が四角形なのに対して、本家は少し丸みを帯びています。
この形のおかげか、指輪をはめた時のフィット感は本家の方が断然良いです。
他のブロガーさんの比較記事を拝読したところ、石と石座のセッティングが雑で、接着剤で留まっているのがバレバレな商品もあるそう。
本家は目立たない部分にもこだわりあり
色の変化や光の反射が異なる
本家は角度によって石の色合いが不思議なくらい変わるのですが、ポメラート風はどこから見ても同じような色で、表情にあまり変化がありません。
天然石とガラスの素材の違い?カラーによっても違うかもしれませんが・・。
光の反射についても、本家の水面が揺らめいているような輝きとはどこか異なりました。本家のファセットカットは計算し尽くされた職人技なのだ、と再確認。
ポメラート風もキレイだけど何か違う
全体的におもちゃっぽい
K18の本家に対して、ポメラート風は合金にメッキ。ゴールドの色が薄く、重さも本家よりだいぶ軽いです。
個人的には大人の女性には少しおもちゃっぽいかなと思いました。
かなりの価格差がありますから、品質が全く違って当り前ですよね。(2千円にしては頑張っていると思う)
20代なら若さでカバーできるかもしれませんが、アラフォーがきちんとした場所に着けていくのは難しそうです。
それとも、それなりの格好をした人が持てば本物に見えるのだろうか。
価格相応のクオリティという印象
おわりに
ポメラート風リングはあくまでプチプラの類似品であり、本家とは全くの別物です。
「本物とほとんど変わらない」という宣伝文句を鵜呑みにして、期待しすぎない方がいいと思います。
今回比較した商品のクオリティは価格相応で、決して粗悪品という訳ではありませんが、勢いで購入するのは失敗のもとです。
美は細部に宿る、と改めて実感
▼ 個人的にはやはり本家がオススメ