服に年100万使った元浪費家ミニマリストの服と上手に付き合うコツ

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おしゃれが好きで服に散財していた元浪費家だからこそ分かる、服と上手に付き合うコツをご紹介します。

つい服を買ってしまう・服選びで失敗しがち・着ている服に自信が持てない方へ、ミニマリストの私が失敗と反省を繰り返した先に得た教訓をまとめました



服の価格や枚数とおしゃれ度は比例しない

断捨離前 クローゼット
着ていない服の海だったクローゼット

昔の私は年間100万円以上を服飾費に注ぎ込み、クローゼットは約200着の服であふれていました。

ミニマルライフを始めて少ない服で着回している今も、あの頃と変わらずにおしゃれを楽しめています。私の場合、服にかける金額も持っている枚数もあまり関係無かったなぁと。

それよりも髪・肌・体型を整えて姿勢を正す方が、見た目の印象を大きく変える効果がありました。

服をたくさん買う前にまず自分自身を整えること、服より長く使える小物に投資することを今は重視しています。

ponpoco
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自分を整えればプチプラでも少ない服でもおしゃれはできる

自分にとってちょうどいい服が本当に良い服

10YC シャツ
ズボラな私にちょうどいいシャツ

当ブログでご紹介している服のほとんどがプチプラですが、それは今の私にプチプラ服がちょうどいいからです。

この先私が40代50代になったら、今度は上質な服がちょうどいいになるかも知れません。

“ちょうどいい”はその時の自分やライフスタイルに合わせて変化していくし、本当に良い服とは今の自分にとって“ちょうどいい”服のことだと思います。

ブランドや知名度は一切関係なし。誰かにとってのちょうどいいではなく、自分なりの最適解を見つけることが大事です。

ponpoco
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ちょうどいい服を定期的に更新していこう

関連記事

安い服も高い服も真剣に選んで審美眼を磨く

ミニマリスト ユニクロU クルーネックT
モノ選びはいつも真剣勝負!

おしゃれな人ほど、1,000円のTシャツを買う時も30,000円のTシャツを買う時も同じくらい真剣勝負。

何故なら「安いからいいや」と普段からモノ選びに手を抜いていると審美眼が磨かれず、ここぞという時に失敗しやすいからです。

モノを選び抜く目が足りないと、どこを見て良し悪しを判断すれば良いのか分からず、自分に合わない服やすぐ飽きてしまう服の特徴を見落としてしまいます。

逆に何を買うにしても真剣勝負の人は、審美眼がどんどん磨かれて買い物の成功率が上がっていくはずです。

ponpoco
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小さな買い物も審美眼を磨くチャンス

コーディネートは引き算と足し算のバランス命

ファッション 引き算
自分らしいバランスを探して

「ファッションは引き算だ」とよく言われますが、全く飾り気のないシンプル過ぎるコーディネートは何だか物足りなくて、私は心が満たされないと気付きました。

とはいえ、服が多いと迷いが生じて選びにくいし、よほどの上級者でない限りコーディネートがごちゃつく原因になってしまうことも。

個人的には“余計なものを削ぎ落としてから自分らしさを足す”ことがファッションを楽しむコツだと考えています。

私の場合、重ねる枚数やカラーをなるべく絞った状態をベースに、アクセサリーやストールなどの小物を少しだけプラスして遊ぶことが多いです。

ponpoco
ponpoco

引き算だけだと寂しいし、足し算ばかりだと疲れちゃう



一生モノか判断するのは購入時ではないと悟る

オールドイングランド ダッフルコート
ずっと憧れていたのに手放したコート

個人的に一生モノはあくまで結果論であって、購入時に判断できるものではないと考えています。

自分はどんどん変わっていくので、一生どころか5年後に使っているかどうかさえ分かりません

今と同じ暮らしをしているか分からないし、外見は変わるし、感性はアップデートされていくし、年齢を重ねれば体力が落ちて重いモノが辛くなってきます。

変わることは新しい自分になることであり、ごく自然なこと。

ミニマリスト エルメス
今は手元に無いブランド品たち

長く付き合えるモノは人によって異なるし、高級品が一生モノになるとは限らないので、雑誌やSNSの“一生モノ特集”を鵜呑みにして買うのはやめた方が良いです。

私は世間で一生モノとされている高級品を上手く使いこなせず、何度か手放した苦い経験があります。

どんなモノでも「長く使えたらラッキー!」くらいに思っておくのがベターです。意外と気に留めていなかったモノが結果的に一生モノになるのかも

ponpoco
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一生モノを買うぞ!と意気込まない方が◎

服が好きな気持ちと不安や執着心を混同しない

服 捨てる
服は好きだけど執着はなし

ミニマルライフを始めた頃、他のモノは手放せても大好きな服だけはなかなか手放せませんでした。ほとんど着ていない服ばかりなのに、です。

今思えば、私が手放せなかったのは服そのものではなく、服に姿を変えた自分の不安や執着心や見栄だったのではないかと。

現在はお気に入りのワードローブがもし明日全部無くなっても「何とかなるでしょ!」と思えるようになりました。

“好きなのに無いなら無いで大丈夫”というこの不思議な感覚に辿り着けたのは、モノが無くても私の根本は変わらないし、好きと執着は違うと分かったからです。

ponpoco
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捨てられないのは服じゃなくて自分の執着心だった

どうすれば満足感を得られるのか知っておく

過去のコーディネート
昔は毎日違う服を着ていました

服と上手に付き合っていくうえで必ず知っておきたいのは、“自分はどうすれば満足感を得られるか”ということ。

服にお金をかけることや毎日違う服を着ることで心が満たされるなら、それもありだと思います。高価な服は上質なものが多いし、いろんな服を着てこそ分かることもあるからです。

私の場合は服の価格や枚数は自分の満足感にそれほど影響しないと分かったので、普段着に高価な服を買うのはやめて少数精鋭のワードローブにしました。

満足感を充分に得られないと、いくら服を買っても満たされないし、買ってもすぐに捨てる行為を繰り返す事態になりかねません。

自分がどんなタイプなのか見極めて、満足感のあるワードローブを目指すことが重要です。

ponpoco
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私は着心地の良いお気に入りを少しだけ持ちたいタイプ

ファッションの正解は自分で決めていい

ミニマリスト 夏服 コーディネート
プチプラ服×ブランド小物もいいと思う

ここまで色々と書いてきて何ですが、ファッションは清潔感があってTPOさえ弁えていれば、あとは完全に自己満足の世界なので正解は自分で決めればいいと思っています。

世の中にはおしゃれに関する暗黙のルールのようなものがいくつかありますが、参考になった部分以外は全部スルーしてOKです。

「いつも同じ服は恥ずかしい」

「大人なんだから高い服を着なきゃ」

「バッグと靴にはお金をかけるべき」

他人が決めた正解に振り回されていたら、服は増え続けるし、いつまでも自分のスタイルが定まりません。

誰かに「おしゃれだね」と褒められたらもちろん嬉しいですが、評価されることが目的になってしまうと苦しくなるだけです。

毎日頑張っておしゃれしなくてもよし、おしゃれ競争に参戦する必要もなし。

ponpoco
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ファッションはもっと自由でいい

ミニマリストの服と上手に付き合うコツまとめ

服と上手に付き合うコツ
  1. 服の価格や枚数とおしゃれ度は比例しない
  2. 自分にとってちょうどいい服が本当に良い服
  3. 安い服も高い服も真剣に選んで審美眼を磨く
  4. コーディネートは引き算と足し算のバランス命
  5. 一生モノか判断するのは購入時ではないと悟る
  6. 服が好きな気持ちと不安や執着心を混同しない
  7. どうすれば満足感を得られるのか知っておく
  8. ファッションの正解は自分で決めていい

今回は、服に散財していた元浪費家ミニマリストが失敗から得た数々の教訓をご紹介しました。

服と上手に付き合う為の最大のキーワードは、“自分が満足ているか”

今の自分を基準にして心身共にフィットする服を選び、世間の情報に惑わされたり他人からの評価を期待したりせずに、自分らしく自由に楽しめば良いと思います。

ponpoco
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私の失敗が少しでも役立ちますように

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