真冬用あったかインナー対決。ユニクロ『ヒートテック超極暖』とグンゼ 『ホットマジック極』を比較レビュー。
超極暖は体を動かすと発熱して暖かいけど、じっと作業する日は物足りない。そんな超寒がりさんや自宅の暖房費を節約したい方はグンゼがオススメ!
グンゼ ホットマジック極の口コミレビュー
これまで秋冬はしまむら『ファイバーヒート綿』、真冬はユニクロ『ヒートテック超極暖』を愛用していました。
しかし、自宅で過ごす日が増えて「超極暖は体を動かすと暖かいけど、動かずにじっと作業する日は物足りない」と思うように。
そんな超寒がりの私が、超極暖より暖かい真冬用のインナーを求めて辿り着いたのが『ホットマジック極』です。
何より惹かれたのが、“一般的な綿肌着7枚分の暖かさ”という謳い文句。
7枚分かは分かりませんが、現在愛用しているファイバーヒート綿よりも、着た瞬間はだいぶ暖かく感じました。
裏面もふもふでしっかりと厚みがあり、あまり体を動かさなくても暖かいので、インドア派や屋外で軽作業する日などに向いています。
腕部分はやや余裕がありますが、バスト~ウエストは適度にフィットします。リラックスして着用したい方、大胸さんは普段よりワンサイズUPがオススメ。
ストレッチ性があり、厚手なのに動きやすい&着脱しやすくてストレスフリー。
薄手のセーターや細身の服だと下着のラインが響く&少し着膨れすると思うので、上着はゆったりサイズが良いと思います。
こんなに暖かい真冬用インナーは初めて!
ホットマジック極とユニクロ超極暖を比較レビュー
機能性を比較
◆ホットマジック極
◆ヒートテック超極暖
◆『ホットマジック極』と『超極暖』を比較
肌が敏感な方は、脇に縫い目の無い『ホットマジック極』が良いかも知れません。
『超極暖』には形状保持の機能がありますが、『ホットマジック極』にも型崩れしにくい素材(ナイロン)が含まれています。
レベルの差はあれど、どちらも機能性は似たような感じ
素材・着心地を比較
『ホットマジック極』に含まれている聞き慣れない素材・アクリレート系繊維(eks)について調べたところ、繊維自体が吸湿発熱する合成繊維で吸湿性はなんとレーヨンの2倍以上だそう。
着心地は個人的に『ホットマジック極』の方が裏面もふもふで好きですが、『超極暖』は表面がフラットな編み地なのでカットソー感覚で使えて便利です。
とはいえ、あくまで重ね着用であり1枚での外出は難しいと思います。
どちらもアクリルなので毛玉は出来やすそう
厚さを比較
ヒートテックの中では1番厚い『超極暖』ですが、『ホットマジック極』と比較するとボリュームが少なく感じます。
このあたりが両者の価格の差なのかな~と。(2022年verは定価で約1,190円の差)
暖かさ重視なら『ホットマジック極』、着膨れが心配なら『超極暖』が良いかも知れません。
私は少し高くても厚手の『ホットマジック極』が好きかな
透け感(生地の密度)を比較
生地を伸ばさない状態で、窓から日光を当てて比較しました。
どちらも光は通しますが、窓の形までは分からないという結果に。
以前同じように『ファイバーヒート綿プレミアム』で検証した際は窓の形がハッキリ分かった為、この2つは一般的なあったかインナーよりも生地の密度が高いと言えると思います。
ただし、『超極暖』のオフホワイトは透け感があるので濃色の下着は避けた方が無難です。
どちらも薄手のあったかインナーより透けにくい
裏起毛を比較
裏起毛は『ホットマジック極』の圧勝です。
このリッチな裏起毛を一度知ってしまうと、もう他のあったかインナーの裏起毛では物足りなくなります。
個人的に『超極暖』の裏起毛は数年前の方が好きです。当時はコーデュロイのような畝になっていて、もっとしっかりした裏起毛でした。
『ホットマジック極』は着た瞬間から暖かい
暖かさを比較
体をよく動かす日はどちらも吸湿発熱機能で暖かいですが、動かずにじっと作業する日は裏起毛がしっかりした『ホットマジック極』の方が暖かいです。
暖房費節約中の自宅やオフィスでの着用にピッタリ。
とはいえ、どちらも厳寒期に充分通用する暖かさなので、自分の用途に合う方を選べば良いと思います。
自宅やオフィスで作業するなら『ホットマジック極』
暖房費節約目的で着るなら、ホットマジック極がオススメ!
価格差を考慮すると『超極暖』も優秀で捨て難いですが、私は自宅でPC作業することが多いので『ホットマジック極』を選びました。
もう少し価格が安ければ、文句無しで最強の真冬用あったかインナーになると思います。グンゼ公式 楽天店で割引クーポンの出ている時が狙い目です。
まずは1枚だけ試しに買ってみて、ぜひ暖かさの違いを実感して下さい。
秋冬はしまむら、真冬はグンゼが定番になりそう