綿の最強あったかインナーとして溺愛する、しまむらのファイバーヒート『綿』と『綿プレミアム』を徹底比較。機能性・厚さ・暖かさなどを検証し、レビューしました。
どちらも1,000円前後で驚きのクオリティですが、個人的には『綿』がオススメです。
※こちらは2022年の記事を2023年最新verの情報に更新したものです。
ファイバーヒート 綿

綿シリーズの通常ver。綿92%なのに暖かく、税込869円という驚きのコスパ。
売り場ではファイバーヒート『暖』や『暖プレミアム』と一緒に袋パッケージで並んでいます。2023年最新verの場合、『綿』はオレンジの袋のようです。

私は上着から見えにくい、ラウンドネック8分丈を選びました。
好みやバストサイズによりますが、リラックスして着たい場合はワンサイズUP、フィット感重視の場合は通常サイズがオススメです。
▼ 2023年最新ver

種類豊富で選び放題!
2023年最新verは、なんと待望のベージュ系がありました!

画像左上は少し黄みのあるベージュ、右上は薄いブラウン、右下は少し赤みのあるベージュです。

リピ買いしている溺愛インナーです
ファイバーヒート 綿プレミアム

2022年から登場した、綿シリーズのプレミアムver。『綿』と異なり、肌側は綿素材で本体は化繊混になっています。
2022年verは「肌側は綿100%」という記載があったのですが、2023年最新verは表記がなくなり、肌側の綿素材が何%なのかは不明です。
税込1,089円で『綿』よりも少し高い価格設定。2023年最新verの場合、『綿プレミアム』は赤い袋でした。

私はクルーネック&ハイネックを愛用中。
ハイネックは袋パッケージではなく、ハンガーに掛けられていました。タートルネックが苦手な方はハンガー掛けコーナーを狙いましょう!

サイズは『綿』と同じ選び方でOKだと思います。クルーネックは『綿』よりも少しフィット感が強めでした。個体差かな?
▼ 2023年最新ver

『綿』よりも種類が少なめ。私が購入したハイネックや、店頭で見かけた部屋着として1枚で着られるデザインのタイプは未掲載のようです。
2023年最新verはベージュ系は見当たらず、薄いブラウンがありました。

化繊入りで綿インナーっぽさをあまり感じない
ファイバーヒート綿とプレミアム綿を比較レビュー
機能性を比較
◆ファイバーヒート綿

◆ファイバーヒート綿プレミアム

◆『綿』と『綿プレミアム』を比較
『綿プレミアム』は保温・裏起毛・保湿・ムレ軽減の機能がプラスされているが、ハッキリとした差を体感するのは裏起毛くらい
『綿プレミアム』の方が多機能ですが、静電防止については綿は帯電しにくい性質があるので、『綿』でも静電気はほとんど起きません。
また、保温や保湿の効果も私には正直よく分かりませんでした。
吸湿発熱は、肌の水分を吸って発熱する仕組みのこと。
綿は天然の吸湿発熱機能を持っている&肌の油分を過剰に吸収しない為、化繊と比べて肌が乾燥しにくいと言われています。

裏起毛以外は機能性に目立った違いなし
素材・着心地を比較
◆ファイバーヒート綿

◆ファイバーヒート綿プレミアム

※2023年最新verは、綿45%・レーヨン30%・アクリル10%・ポリエステル10%・ポリウレタン5%です。
◆『綿』と『綿プレミアム』を比較

- 綿:綿92%で一般的な綿インナーと同じ生地感、伸縮性あり、着心地◎
- 綿プレミアム:肌側は綿素材、表側は化繊でなめらかな触り心地、伸縮性あり、着心地○
『綿プレミアム』は化繊が含まれているので、同じ黒でも『綿』とは見た目や触り心地が異なります。『綿』の方がカジュアル度高め。
個人的に『綿プレミアム』の方が濃色でも色褪せしにくそうだな、と感じました。着心地は天然素材の割合が多い『綿』の方が好き。
どちらも伸縮性があり、「化繊は皮膚炎が心配だけど、綿100%のインナーはフィット感が物足りない」という方にオススメです。

着心地なら『綿』、色褪せしにくいのは『綿プレミアム』
厚さを比較

厚さは大して変わらないが、着用時は『綿』の方がやや厚手に感じる
『綿』の方が生地にややハリ感がある為、ほんの少し厚手に感じますが、こうして並べると厚さはほとんど変わりません。
ついでに、無印良品『あったか綿 厚手』と『綿』を比較しました。

- 無印良品『あったか綿 厚手』(税込1,990円) ※2023年最新verは綿96%
- しまむら『ファイバーヒート綿』(税込869円)
価格は倍くらい違いますが、厚さはそんなに変わらないと思います。無印良品はサイズ感がしまむらよりもゆったりめです。
個人的には適度にフィット感があってよく伸びる、しまむら推し!

厚さが欲しいならユニクロの『超極暖』がイチオシ
▼無印良品は楽天やAmazonにもあり(厚手では無いタイプ)
透け感(生地の密度)を比較
生地を伸ばさない状態で、窓から日光を当てて比較しました。

- 綿:やや透ける
- 綿プレミアム:窓の形が分かるくらい透ける
厚さはあまり変わらなかったのに、透け感がここまで違うとは驚きです。『綿プレミアム』は密度が低くて風を通しそう。
私が「インナー1枚の状態なら『綿プレミアム』より『綿』の方が暖かい」と感じていた理由が何となく分かった気がします。

生地の密度なら『綿』
裏起毛を比較

- 綿プレミアム:ほわっとした微起毛
- 綿:裏起毛の表記なし
2021年verの『綿』には裏起毛の表記があったのですが、2022年ver以降にはありません。
『綿プレミアム』の裏起毛は、ユニクロの『超極暖』のようなしっかりしたタイプではなく、毛羽立ちレベルの微起毛といった感じです。
通常の『綿』も、着用と洗濯を繰り返すうちに肌側がほわっとしてくるので、正直そこまで差を感じません。

裏起毛が好きなら『綿プレミアム』
暖かさを比較
- 綿:裏起毛の表記は無いが、『綿プレミアム』よりも高密度で風を通しにくい
- 綿プレミアム:『綿』よりも低密度だが、裏起毛(微起毛)でヒヤッとしない
これまでの比較レビューの結果をまとめると、体感的な暖かさはどちらも大きく変わらない気がします。
ただ、素材の違いや裏起毛の有無の好みによって、暖かさの感じ方は人それぞれ異なると思うので、あくまで一個人の意見としてお考え下さい。
真冬や寒い地域にお住まいの方は、暖かさが物足りないかも知れません。

どこに重点を置くかで感じ方が変わりそう
乾きやすさを比較
- 綿:9割以上が綿なので脇部分などが乾きにくい
- 綿プレミアム:化繊が入っているので『綿』よりも乾きやすい
同時に部屋干しをして比較しましたが、綿45%の『綿プレミアム』の方が乾きやすい気がします。
とはいえ、どちらも除湿機やサーキュレーターを使えば特に気にならないレベルです。
乾きやすさが心配な方は、化繊100%の薄手あったかインナーが良いかも知れません。

個人的には全く気になりませんでした
価格差を考慮するとファイバーヒート綿がオススメ!

どちらも優秀だが、価格差を考慮すると『綿』がオススメ!
安くて暖かくて動きやすい、綿のあったかインナー界の王者です。
個人的には『綿』がイチオシですが、両方買っても2,000円以下(!)なので、気になる方はぜひどちらも試して頂きたいな~と思います。
私がオススメして、実際に『綿』を購入された方からはもれなく好評です♪
ちなみに綿100%をお探しの方には、グンゼのこちらがオススメ!

貴方もしまむらの優秀さに開眼しちゃうかも?