老前整理も兼ねて、実家のインテリアを見直し、カフェのようなおしゃれな空間に生まれ変わりました。
デザイン&機能面に優れた、コンパクトなデザイナーズ家具を取り入れ、快適で上質な暮らしにアップデート。テーブルに掛けられる椅子で、掃除がラクに。
大きなダイニングテーブルを手放す
築36年(リフォームして約9年)の実家のキッチン。

落ち着いた雰囲気でこのままでも充分素敵だと思うのですが、長方形の4人用ダイニングテーブルが大きくて、キッチンが狭く感じる原因になっていました。
実家は現在3人暮らし&毎日リビングで食事している為、ダイニングテーブルはティータイムや母の作業スペースとして利用することがメイン。
それなら「こんなに大きなサイズは必要ない」と母が買い替えを決断し、大きなテーブルを探していた父の知人に引き取られました。

シニア世代は、家具をコンパクト化&軽量化しましょ!
カフェのようなキッチンに変身
後日実家に訪れると、まるでカフェのような雰囲気になっていました。

直径95cmの円形テーブルに替え、椅子を4脚→2脚に減らしたことで、よりスッキリ広々とした空間に。
カラー&素材はダークブラウン(合板)→ナチュラル(天然木)へ変更し、木のぬくもりを感じる、あたたかい雰囲気になった気がします。
▼ フローリングと相性バッチリ♪

母曰く、キッチンと棚は壁の色に合わせ、テーブルと椅子は床の色に合わせて統一感を持たせたそうです。

奥に見える棚は新婚当時から愛用中(リメイク済み)
ゲリドンテーブル95(リプロダクト)
フランスの建築家、ジャン・プルーヴェの代表作『ゲリドンテーブル95』のリプロダクト品。

リプロダクト(ジェネリック)とは、意匠権の切れた製品をオリジナルデザインに敬意を払って、出来るだけ忠実に復刻・再生することを指します。
シンプルで美しいだけではなく、天板に荷重が掛かると安定するという特殊なフレーム構造で、実用性も兼ねたデザインが特徴です。

椅子は4脚までキレイに収まりますが、テーブルの脚に当たらないようにする場合は3脚がベストかな?
オリジナルのヴィンテージ家具は、世界中にコレクションしているファンがおり、オークションで数千万の値が付く場合もあるとか。
こうした洗練されたデザインの家具を低価格で取り入れられるリプロダクト品は魅力的ですね。
▼ 母はホワイトオーク材を選びました

リプロダクト品にもランクがあるそう
テーブルに掛けられる椅子
母が一目惚れしたペーパーコードチェア
。カラーはナチュラル。

座面がペーパーコード(樹脂を含ませて撚った紙ひも)で、革と同等の強度があり、使う度に身体に馴染んで座り心地が良くなっていくそうです。
重さは約4.3kgで、60代の母でも片手で簡単に持ち上げられます。
しかも肘をテーブルに引っ掛けて浮かせられるので、掃除がラクラク。

ルンバなど、ロボット掃除機を愛用されている方にもオススメです。
我が家は掃除の際に椅子を毎回テーブルの上に乗せているので、「今度買い替えるなら、このタイプにしよう!」と思いました。
▼ 繋ぎ目の割れが少し気になるかも?

レビューを拝見すると、ホワイトなど塗装されているカラーは塗りムラが目立つそうです。
その為、同じようなデザインの高品質なモデルをご紹介します。
▼ Yチェア (母が購入した椅子ではありません。重さ不明)

椅子を持ち上げずに掃除出来るって便利~!
まとめ(インテリアを見直して良かったこと)

ダイニングテーブルと椅子を替えただけなのに、ここまで印象が変わるとは驚きでした。
- 明るく、あたたかい雰囲気になった
- テーブルをコンパクト化 → 空間を広々使える
- 椅子を軽量化 → 60代の母でも片手で運べる
- テーブルに掛けられる椅子 → 掃除がラクになった
デザインの良い家具は機能面でも優れている場合が多く、シンプルなのにおしゃれで映えますね。
私はそこまで家具にこだわりが無いのですが、もし買い替える場合はじっくり選んでみようと思いました。

今回の模様替えは老前整理としても大成功♪
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