若々しい肌に欠かせない、ビタミンAを毎日コツコツ補給していくレチノール貯金。
スキンケアの一環として気軽に取り入れられるので「エイジングケアしたいけど、美容に手間もお金をかけたくない」という方にピッタリ。
今から始めれば将来の肌に差がつくかも?
※PRや提供品ではありません。また、当記事の内容は医学的および専門的アドバイスではありません。
レチノール貯金とは?

ハリのある若々しい肌に欠かせないビタミンA。その一種であるレチノールを少しずつ補給していくことを“レチノール貯金”と呼びます。
美容皮膚科に通うよりも安価で続けやすく、スキンケアの延長として気軽に取り入れられるので、私のようなズボラーにピッタリ。
- ビタミンAの一種である
- ターンオーバーを促進して、皮膚を再生する
- コラーゲンやヒアルロン酸を生成して、肌をふっくらさせる
- ビタミンAの中でも肌への負担が比較的少ない(トレチノイン酸より刺激が少ない)
⇒ 加齢や紫外線による肌トラブル(シワ・ハリ・たるみ・シミ・くすみ・毛穴etc)の改善に役立つ
ビタミンAは加齢によって減少していくので、ターンオーバー(肌の細胞が一定の周期で生まれ変わる仕組み)が衰えてくる、20代後半からレチノールを使い始めることがベストだそうです。
美容に疎く30代後半になって初めてレチノールの存在を知った私は、この事実を知って涙目になりましたが、「今からでも遅くない」とレチノール貯金を始めることにしました。
と言っても、いきなり高額化粧品には手が出せないので、まずはプチプラ化粧品からスタートです。

10年後の自分の為にコツコツ貯金していこう
レチノールを顔に6ヵ月間使用した結果
顔には、トゥヴェールの純粋レチノールを約6ヵ月間(2日に1回/夜のみ)使用。

レチノールを使うと、“レチノイド反応=A反応”(赤み・かゆみ・皮剥け・乾燥などの副反応)が起こる場合もありますが、私は目元が少し皮剥けした程度で済みました。
これはビタミンA不足の肌に大量のビタミンAを補給することで、肌のターンオーバーが促進されて起こる反応であり、肌がビタミンAに慣れれば自然に治まっていきます。
A反応は個人差があるので、必ずパッチテストをして徐々に慣らしてから使用して下さい。

A反応が起こる=肌にビタミンAが不足している
- おでこのシワ:元からなし
- 目元の小ジワ:少し薄くなった
- 頬のハリ&ツヤ:ツヤがでた
- 頬のたるみ毛穴:特に変化なし
- 小鼻の毛穴:特に変化なし
- ほうれい線:特に変化なし
- 口元のたるみ:特に変化なし
写真を撮ってビフォーアフターの肌の状態を見比べたのですが、私の場合6ヵ月間では目に見えて大きな変化はありませんでした。

化粧品に劇的な効果は期待しておらず(あったらむしろ怖い)、レチノールは長く使い続けることが大事なので、短期間で小ジワが少し気にならなくなっただけでも満足です。
▼ スキンケア研究者・オバジ氏の奥様
個人的に一番効果を実感したのは頬のツヤ感ですね。すっぴんの状態で、明らかにツヤツヤになりました。
「レチノールを毎日使うとビニール肌になる」という怖い噂を聞いたことがあるのですが、使用量や使用間隔を守らないとそうなるだろうな、と思います。
今後もコツコツ継続して、ほうれい線やたるみ毛穴が改善されることを期待したいです。
▼ 高品質&続けやすい価格で◎(バニラのような甘い香りが好き)

プチプラでも低濃度でもOK、継続が一番大事
コスパ重視ならボディ用レチノールクリーム
顔用はトゥヴェールで満足しているけど、「ボディ用はもっと気兼ねなく使える大容量タイプが良い」と思い、口コミで発見したクリームがこちら。

アメリカのアドバンスド クリニカルズのレチノールクリームです。
私は楽天で454g×3を1つあたり1,870円(税込)で購入しました。首~デコルテならワンプッシュで足りるので、かなり長持ちしそう。
前述のトゥヴェールを首に塗った時は、A反応による赤みとかゆみが出たのですが、こちらは特にありませんでした。恐らくトゥヴェールより低濃度だと思います。
まだ使い始めて間も無いので、正直よく分かりません。

ビフォーアフターの画像を比較すると、首のシワが少しだけ薄くなったような気がします。
このシワは、ブログやSNSを始めてスマホを頻繁に操作するようになってから出来たものです。
首のシワは一度出来てしまうと手強いので、皆さんも“スマホ首・スマホ皺”にならないようにご注意下さい。
▼ すぐ売り切れる為、お気に入りに追加するのがオススメ!

惜しみなくたっぷり使えて2千円以下
レチノールの使い方・使い分け

- 低濃度からステップアップする:徐々に濃度を上げて慣らしていく
- 夜のスキンケアで使う:紫外線の影響を受けやすい為
- 日中は日焼け止めを塗る:夜だけレチノールを使用している場合も含む
- ビタミンCは同時に使用せず、順番に使えば併用可
- ハイドロキノンは併用に注意が必要
しばらくレチノールの使用を続けても、肌の悩みが改善しない場合は、「そもそも自分の肌にビタミンAが合っているのか」考え直す必要があります。
“保湿成分の御三家”と呼ばれるコラーゲン・ヒアルロン酸・セラミドや、優れた抗酸化&抗炎症作用を発揮するビタミンCなど、色々試して自分の肌にとって必要な成分を探してみましょう。
ちなみに、レチノール配合スキンケア化粧品は下記の2タイプに大きく分かれるので、目的に合わせて選ぶと良いと思います。
◆攻めタイプ:レチノール、レチノイン酸
⇒ シワなどの老化やシミなどの皮膚疾患、安定性が低い
◆守りタイプ:パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール
⇒ 光老化を防ぐ(紫外線を吸収して細胞を守る、吸収すると消滅する)、安定性が高い、肌への刺激が少ない
また、レチノールと似たような効果で、そのデメリットを解消したと言われているバクチオールを使ってみるのも良いかも知れません。
下記に価格別のオススメ商品をご紹介します。
▼ 1,000円以下
皮膚科医の友利新先生がYou Tubeで紹介していたクリーム。
攻めの純粋レチノールと守りのパルミチン酸レチノールが配合されていて、この価格は驚きですね。
以前試してみましたが、トゥヴェールと比較すると少し物足りない印象です。低濃度でもOKという方に。
▼ 3,000円台
守りのパルミチン酸レチノールに、バクチオールとセラミドまで配合された贅沢な乳液。
昨年使っていましたが、水のようなテクスチャーでベタつかず優秀でした。
▼ 5,000円台
価格は少し高めですが、レビューや口コミでとても評判が良いので、いつか試してみようと思っている美容オイル。
保湿効果の高いスクワランオイルに、守りのパルミチン酸レチノールを配合しているそうです。

自分の肌に合ったレチノール配合化粧品を選ぼう

男性もレチノールの時代。僕も使ってるよ~!
手強いシワはレチノール貯金で地道にケア!

シミはメイクである程度隠すことも、美容皮膚科でレーザー治療することも出来ますが、シワは本当に手強いので地道なケアを継続していくことが大事だと思います。
レチノールを肌に塗る以外にも、ビタミンAが豊富に含まれている食品(ニンジンやほうれん草などの緑黄色野菜)を毎日の食生活で摂取することもオススメです。
▼ このジュースが美味しかった!
- 小ジワ ⇒ 地道にレチノール貯金
- シミ ⇒ 美容皮膚科のフォトブライト
- 普段のスキンケアはお金をかけずに保湿メイン
- 日焼け止めをしっかり塗る
- 睡眠や食生活に気をつける
今のところ上記のような方法で、自分なりにゆるーくエイジングケアしていきたいと思っています。
いつか余力があれば、ゼオスキンやエンビロン
などの高額化粧品にもチャレンジしてみたいです。

無理せず、年齢相応の美しさを目指したい
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