シンプリスト母が“余計な家事を減らす為に手放したモノ”と、100均や無印のキャスターを活用して“身体に負担をかけずに重いモノを管理する工夫”をまとめました。
風呂蓋の代わりにアルミ保温シートを使うなど、母のアイデアにはいつも驚かされます。
埃の出やすいカーペットを手放す
ある日実家を訪れると、玄関にドーン!と大きなカーペットが。

これまでに家中のほとんどの敷物(玄関・リビング・キッチン・トイレなど)を手放してきた母ですが、今回ついに父の部屋のカーペットを本人承諾の上で手放すことに決めたそうです。
▼ カーペットがあった場所にはヨガマットが敷かれていました

一般的なカーペットやラグは埃が出やすいので「毎日掃除機をかけたり、クリーニングへ出すのが大変だった」という母。
ヨガマットは埃が出ない&汚れてもすぐ拭けるので、家事の負担が減って快適だそう。父も使い心地に満足しているようで、筋トレに励んでいました。

我が家も玄関・脱衣所・トイレにラグはありません
シャンプーや洗顔料を手放す
母はコンディショナー ⇒ シャンプー ⇒ 洗顔料の順に手放していき、最終的にはボディソープ一本で全身を洗うようになったそうです。

これは母が“洗顔料で落とせるメイク&髪型がショートカット”だからこそ実現可能だと思いますが、メリットが大きいのでチャレンジする価値はあるかも知れません。
- ボトル類が減らせて、浴室がスッキリする
- 〃 風呂掃除がラクになる
- 時間とお金の節約になる
- 収納棚が不要になる
- (固形石鹸のように)排水溝の詰まりを心配しなくて良い
▼ 全身こちらで洗っています
(2023.1追記) ⇒現在は湯シャンとKAMIKAを併用中だそうです。

我が家はハンドソープとして愛用中♪
風呂蓋を手放す
備え付けの重い風呂蓋が苦手で、代替品として100均のアルミ保温シートを使っている母。

- 保温効果がある
- とても軽くて扱いやすい
- コンパクトに折り畳める
- 浴室用では無い為、だんだん剥がれてくる(※浴室用もあり)
- 大人気で手に入りにくい
- 見た目があまり良くない
コスパ抜群で使い勝手が良い為、母は定期的に新しいモノと交換しながら愛用しているそうです。
▼ 浴室のランドリーパイプにかければ、風呂掃除の邪魔にならず◎

剥がれが心配な場合は、浴室用のアルミ保温シートを選んだ方が良いと思います。

風呂蓋は必要だけど重いのは苦手という方にピッタリ
100均や無印のキャスターをフル活用
重くて動かしづらいモノ
重いモノを動かしたい時は、100均や無印良品で購入したキャスターが大活躍!
▼ 毎日食べる野菜がたっぷり入ったBOX。このままだと結構重い!

BOXの底に100均のミニキャスターを取り付ければ、少ない力でスイスイ動かせます。
料理で野菜を使いたい時は、テーブルの下からサッと引っ張り出すだけ。

▼ 花粉や梅雨の時期、毎日使う除湿機は無印良品のキャスター台の上に

普段は押入れにこのままの状態で収納し、部屋干しの際はキャスターでラクラク移動。重い本体をいちいち持ち上げなくても簡単に方向転換OK。
このようにとても便利なキャスター台ですが、実はファイルボックスの蓋なのです。

(母が除湿機に使用しているサイズは幅25cmです)
別売りのキャスター
を四隅に取り付ければ、あっという間にキャスター台に変身!

同じ無印良品のファイルボックスと組み合わせると、こんな感じになります。

まさに一石二鳥の便利アイテムですね!
重いモノを無理して持ち上げたり運ぶことは予期せぬ事故や怪我に繋がる恐れがあるので、キャスターや台車を上手に使って、なるべく身体への負担を軽減することがベストだと思います。
▼ 無印良品には台車もあります

より安全で快適な暮らしになるのであれば、モノを増やしたって良い
細々した取りづらいモノ
キャスターが活躍するシーンは、重いモノを動かしたい時だけではありません。ストッカーの奥に収納した、細々したモノを取り出す時にも便利です。

「2Lペットボトルはキャスター台に置かないの?」と母に質問したところ、「これは本数が少なくてラクだからいいの。小さい缶は奥にあると面倒だから」とのこと。
細々したモノ以外でも、奥に収納したモノはつい忘れてしまいがちなので、一気に引き出して在庫を確認出来るのは便利だなぁと思いました。

キャスターにこんな使い方があるなんて思い付かなかった
移動出来ると便利なモノ
もう10年以上(!)使っているというKEYUCAのゴミ箱。至る所についた細かいキズから、我が家の歴史を感じます。

いつの間にか、底に100均のミニキャスターが付いていました(笑)。

部屋を掃除する時にゴミ箱を持ち上げる必要が無いので、とてもラクだそう。
このように特に重いモノでなくても、移動出来た方が便利なモノには試しにキャスターを付けてみると良いかも知れません。

昔は子供のおもちゃ箱にキャスターを付けていました
まとめ
年齢を重ねると体力が落ちてくるので、ストレスを感じるモノを手放して家事をラクにしたり、場合によっては便利グッズに頼って、身体への負担を少しでも減らすことが重要だと思いました。
母のアイデアの豊富さや手放す時の潔さは、ミニマリストとして本当に尊敬します。
モノが少なくても、年齢を重ねても、アイデア次第で快適に暮らすことが出来る。母の生活を見て、そう強く実感しました。

自分の生活を見直したら、何かもっと工夫出来ることがあるかも