母が「もっとシンプルに生きて家事をラクにしたい。体力がある内に老前整理を始めたい」と少しずつ実家を片付け始めました。
シンプルライフを楽しみながら、老前整理を進めている母の“手放したモノ・やめたコト”を一部ご紹介します。
カーテンを全て手放す
近所に住む母から「カーテンやめたよ~!」という連絡が届いてビックリ。

本当に全部無くなってる!!(゚д゚)
実家は窓が多いので「重たいカーテンを洗うのがずっと大変だった」と。まわりの家に配慮して、窓にはガラスフィルムが貼ってありました。

サンプルを何点か取り寄せ、気に入ったタイプをまとめて購入。母一人でもラクラク貼れたそう。
一人暮らしのミニマリストの方がカーテン無し生活をしているのはよく拝見するのですが、まさか母が実行するとは・・。
「ずいぶん思い切ったことをするなぁ」と驚いたのですが、これで母のストレスが少しでも減るなら良かったと思いました。
▼ 母が購入したのはL041です

私もいつかチャレンジしてみたい
▼ 我が家もガラスフィルムを貼りました
炊飯器を手放して、鍋炊きご飯にシフト
実家は数ヵ月前に、炊飯器を手放して鍋でご飯を炊くようになりました。
私が「炊飯器が無いと不便じゃない?」と質問すると「あっという間に炊けるし、ご飯はふっくらして美味しいし、炊飯器よりも片付けがラクだから快適だよ」と母。
①研いだお米を水に浸す (夏は30分・冬は1時間が目安) ※実家では大麦も入れています。

②中火で沸騰させたら、弱火にして約8分炊く (時間は鍋によって異なります)
③蓋を少し開けて水分が残っていないか確認する
④中火で5秒加熱し、蓋をしたまま約10分蒸らして完成!

味見しましたが、お米がふっくらもちっとしていてとても美味しかったです。
浸水さえしておけば25分程で炊き上がるので、想像していたよりもずっと簡単だな~と思いました。
専門家によると白米は1時間以上経つとほぼ吸水しなくなる為、夕食用なら当日朝に水に浸しておいてもOKだそう。
※雑菌の繁殖を防ぐ為、塩を一摘み入れて冷蔵庫へ。(最長9時間程度)

もし炊飯器が故障したら、鍋炊きご飯にシフトしようかな?
キッチンを整える(便利で安全な昇降式棚)
築36年の実家。一部リフォームしたキッチンは、なるべくモノを置かずに調理スペースを広く確保しています。

リフォームする前はキッチンの上に食器棚があったのですが、背の低い母には使い勝手が悪く手を伸ばすと危険なので、昇降式の棚に変更しました。
▼ スイッチを押すと自動で棚が降りてきます

母はここに洗った後の食器(水切りラックの役割)、キッチンペーパー、ティータイムグッズなどを収納しています。
安全性がアップした上に来客時には棚を上げてサッと隠せるので、とても便利そう。

私も背が低いので昇降式収納にすれば良かったかも
シンクも磨ける食器洗いシート
先日母に教えて貰った、HOOM COORDYのがんこな汚れを落とすシートがなかなか優れモノだったのでご紹介します。

- スポンジ代わりとして使える
- 食器を洗い終わった後、そのままシンクも磨ける
- スポンジで洗いたくない油汚れに
- 三角コーナーやコンロの掃除にも使える
- 50カットもあるのにワンコイン以下でコスパ◎
- イオンで気軽に購入可能

試しに使わせて貰ったのですが、薄手だけど破けない&コップが洗いやすかったです。
基本的には使い捨てのようですが、丈夫なので何回か繰り返し使えそう。
▼ 同じようなシートを発見

母は以前から愛用していたそう。便利グッズを見付けるのが上手だな~!
カトラリーをほとんど手放す
来客が多く、たくさんのカトラリーがあった実家。
現在はそのほとんどを手放して必要最小限に近い数になりました。調理器具も同じく少数精鋭。(両親の他に私の兄弟も同居しています)

以前は銀製のカトラリーを持っていたのですが、ずっしり重い&装飾が華美という理由で全て軽量なタイプに買い替えたそうです。
「年齢を重ねるにつれて、重たいバッグやコートが苦手になっていく」とよく言われますが、毎日使うカトラリーや調理器具も同じですね。

私も重たい=ストレスを感じるモノは、なるべく避けています
背の高い食器棚を半分にリメイク
新築の頃から(!)ずっと使い続けている、背の高い食器棚。
地震などの災害が発生した時に危険&大きな家具は移動させるのが困難な為、半分のサイズにリメイクしました。

現在は母の身長よりだいぶ背が低くなり、中身を取り出せば母一人でも動かせるように。全ての食器にラクラク手が届き、安全性もアップ。
食器の数は多めですが、カラーがホワイト×ブルーで統一されている為、視覚効果でスッキリして見えます。

70代になったら食器を洗うのも管理するのも更に大変になるので、もっと減らしていくつもりだそうです。

他にも母は色々な家具やモノをDIYしています
▼ こちらの書籍にキッチンが掲載されています
まとめ
今回ご紹介した他にもたくさんのモノを手放している母。老前整理を始めて、かなり家事がラクになったそう。
私は少し前まで、“老前整理=子供(親戚)に迷惑をかけないように行うもの”だと思っていました。
もちろんそれも目的の一つかも知れませんが、管理しきれないモノを手放したり、大きな家具を持たないようにすることは、自分が安全で快適な余生を過ごす為にも必要なのだと実感。
私はまだ30代ですが、このことを肝に銘じて40代・50代を迎えたいと思います。
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子供の為にも、自分自身が人生を楽しむ為にも、老前整理は大切!
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