今回は、私の服を残す基準&服を手放す(捨てる)基準をご紹介します。
定期的に手持ち服を見直すことで、お気に入りの服、着たい服だけが並んだ理想のクローゼットに近付けるかも。
目標は稼働率100%のクローゼット
◆服が多いと稼働率が下がる

当たり前ですが、服が多いと一枚あたりの着用回数は少なくなります。
例えば、ワンシーズン(3ヵ月)でコーディネートが3パターンの場合は30回ずつ着られますが、10パターンの場合は9回ずつしか着られません。※全部違う服を組み合わせた場合
所有数が多い程、着用回数に偏りが出る可能性が高いので、実際には一度も袖を通さないままの服もありそう。(過去の自分がそうでした^^;)

服が多い=クローゼットの稼働率が下がる
◆定期的にクローゼットを見直す

稼働率の高い“生きた”クローゼットにする為には、好きな服&よく着ている服だけを残して、それ以外の服はシーズン真っ最中でもオフシーズンでも、潔く減らすこと。
私は衣替えの時期だけではなく、掃除のついでや連休中など、定期的にクローゼット内の服をチェックしています。
もちろん、服を手に入れる前に厳選することが一番大事ですが、実際にしばらく着用してみないと分からないことも多いので、失敗は今後の服選びに活かせばOKです。

厳選して購入 ⇒ 定期的に見直し ⇒ 失敗を活かす
服を残す基準
①よく着ている服、自分の定番服

自分がよく手に取る服・リピート購入する服=自分のライフスタイルに合っている服、ということ。
私の場合、最近はウエストゴムの服を頻繁に着用しています。着心地がとにかくラクで快適!
ライフスタイルが変われば、それに合う服も変わるので、定期的な見直しが必要です。
②今の自分に合う服、好きな服

着ていると「気分が上がる」「人に褒められることが多い」と感じる服。
“今の自分”に似合っている服はもちろん、心から「好きだ!」と思える服は残しておいた方が良いかも知れません。
もし自分の体型や好みが変わって、似合わなくなったり、そこまで好きではなくなった場合は、潔く手放します。
③自信を与えてくれる服

自分の弱みをカバーし、強みを活かしてくれる服。「これさえ着ておけば何とかなる!」と頼りになる相棒。
私の場合、ロング丈のストンとしたブラックワンピが当てはまります。
気になるヒップや脚を丸ごと隠せて、小物次第でカジュアルにもキレイめにも着こなせる。
こういう服がクローゼットに一枚あると、普段はもちろん、いざという時にも安心です。

今の自分が着たい・着ている服だけ残す
服を手放す(捨てる)基準
①ダメージがある服、着尽くした服

汚れ・キズ・色褪せ・毛玉など、着尽くしたと言える程のダメージがある服。
つまり、モノとしての役目を果たした状態です。ここまで着て貰えれば、服もきっと本望。ウエスにしたり、資源回収に出してお別れします。
本当は全ての服をこの理由で手放したいのですが、なかなか難しいですね(^^;)
▼ シーズン終わりにきちんと着たかチェック
②気分が上がらない服、違和感がある服

色やデザインが合わない、着心地があまり良くないなど、着ていてストレスや違和感があったり、自分のテンションが上がらない服。
「着ていると気分が沈む」「違和感があって気になる」「着ている時に知り合いに会いたくない」と思ったら、その服は自分の中で賞美期限切れなのかも知れません。
こうした服は【ユニクロ・無印良品・H&M】をはじめとする、企業のリサイクルに出して手放すことが多いです。
▼ 自分に合わなくて手放した服
③今の自分に合わない服

“今の自分”のライフスタイルや体型、気分に合わない服。過去の自分に似合っていても、今の自分に似合わなければ意味がありません。
また、「いつか着るかも」と未来の自分に取っておいても、本当に着るかは分からないし、今後もっと良い出逢いが待っている可能性も。
大事なのは過去でも未来でもなく、今の自分が着るかどうか、今の自分に似合うかどうかだと思います。
合わない服は、企業のリサイクルに出したり、気に入ってくれた家族or友人に譲ることが多いです。
④手入れが大変な服、重い服

毛玉がすぐ出来る・シワになりやすい・埃が目立つなど、メンテナンスに手間が掛かる服。
私はズボラなので、洗濯機OK&アイロン要らずで着られる服しか基本的に選びません。
あと30代半ばになって強く実感したのは、着用する度に肩がこるような重い服は、年齢を重ねて体力が落ちると辛くなるということ。(実家の母を見てもそう思います)
今のクローゼットに重い服は一着も無く、今後もきっと購入しないと思います。

着ていない服はもちろん、今の自分にしっくりこない服は思い切って手放そう
最近手放した服とその理由
連休中、久し振りに私と夫の服をたくさん手放しました。

◆(画像左) 秋冬用ワンピース
昨冬の終わりにチェックした際は「まだ着るかも」と残しておいたのですが、改めてよく見ると生地がだいぶ消耗していて「もう充分着たかな」と思い、手放すことにしました。
暑い季節に秋冬物を、寒い季節に春夏物を、オフシーズンに服を見直すと、冷静に要不要を判断出来る気がします。もしかして私だけ?
◆(画像右) 夏用ワンピース
お気に入りの服で「今年もたくさん着るぞー!」と思っていたのですが、いざ着てみると、何だか二の腕が太く見える・・。
自粛生活で体型が変化し、袖のデザインが合わなくなったのかも?【GU】の店頭に設置されているリサイクルBOXへ出しました。


一癖あるデザインで、購入時は気に入っていたのですが、どんな服と合わせてもイマイチしっくりこない。
恐らく、ウェットスーツのような素材感やふわっとしたシルエットが、私の好きなスタイルと合わなかったのだと思います。
服は単品の良し悪しだけではなく、他の服との相性や、全身のコーディネートを熟考してから購入した方が失敗は少ないですね。
こちらは欲しいと言ってくれた友人に譲ることにしました。

夫が服の整理をして「リモートワークだし、もう着ないかも」と持ってきたウールのセーター。【無印良品】の店頭リサイクルに出しました。
それと同時に、汚れが目立ってきたボトムス2本も手放し。

ライフスタイルが変化して、昨冬は超極暖&裏起毛パーカーばかり着用していたので、今後は(また必要になるまで)セーターを購入するのはやめようと思います。

シーズン前に分かって良かった

今までお世話になりました
まとめ

今回ご紹介した服を残す基準&手放す基準は、あくまで私の基準なので参考程度にお考え下さい。
好きな服を少しだけ持つ稼働率100%のクローゼットを実現する近道は、自分なりの基準で手持ち服をこまめに見直すこと。
- ライフスタイル・体型・好みの変化をすぐ反映出来る
- 要不要の判断力(スピード)が磨かれる
- 今の自分に合う服、合わない服が分かるようになる
- 失敗に早く気付ける=無駄な買い物が減る
⇒ いつも“今の自分”にピッタリなクローゼットに

これからも稼働率100%のクローゼットをキープしたい!