アラフォーになると若い頃とは体型もおしゃれの価値観も変わってきます。昔は好きで似合っていた服がしっくりこなくなるなんて日常茶飯事。
年齢を重ねた今の自分に合う、大人のミニマルワードローブを目指す為に覚えておきたい服選びのポイントをまとめました。
※記事内イラストのコーディネートは全てイメージです。
シンプルイズベスト
- 装飾の少ないプレーンなデザイン
- 無地 or ロゴや柄が控えめなもの
- 地味だけど、縁の下の力持ち的存在のベーシックな服
時代によって微妙な変化はあれど、結局これが1番飽きにくくて、廃れにくいスタイルだと思います。
着る人や合わせる服をあまり選ばないので、少数精鋭のミニマルワードローブにピッタリ。
シンプル服だと顔まわりが寂しくなってしまうタイプの方は、アクセサリーや小物でボリューム感や華やかさをプラスすればOKです。
洗濯機で洗える
- メンテナンスがラクな服は着用回数が多くなる
- 洗濯表示に“家庭洗濯可”のマークがあるものを選ぶ(手洗いマークの場合は自己責任)
クリーニングは高いし手洗いは面倒なので、普段着はなるべく洗濯機でガンガン洗える服を選ぶようにしています。
メンテナンスに手間がかかる服は自然と手に取る回数が減っていくんですよね・・。
私は購入する前に洗濯表示を必ずチェックして、手洗いマークの場合は自己責任で洗濯機の手洗いモードで洗っています。
シワになりにくい
- アイロンがけが苦手なら、ノーアイロンで着られる服を選ぶ
- シワになりにくい素材○:ポリエステル・ナイロン・ウールなど
- シワになりやすい素材△:綿・麻・レーヨン・キュプラなど
- 麻などシワが味わいになる素材もあるので自分で判断する
私の場合、20代の頃はこなれて見えていたシワ感が、年齢を重ねて自分の肌にハリがなくなってくるにつれて、なんだかだらしない印象になってしまうことに気づきました。
シワになりやすい高密度織の綿素材や硬い生地、レーヨンの割合が多い服はなるべく避けるようにしています。ノーアイロンで着られる服がベスト。
▼ ポリエステルはシワになりにくい
着ていて疲れない
- 手にした時に「重いな」と感じる服は買わない
- 体の動きを邪魔する硬い服、チクチクして痛い服も同じ
- ロング丈や厚手のアウターは重くなりやすいので要注意
アラフォーがこれから選ぶ服は、“軽くて着心地が良い”が正義。どんなに素敵でも、着ていて疲れる服は確実に着なくなります。
50代以上のおしゃれな先輩方が口を揃えて仰っているので、ほぼ間違いありません。私の場合、40代目前にして重いアウターや硬い服がダメになりました。
複数のアイテムからどれを買おうか迷った時は、軽くて着心地が良い方を選ぶと良いと思います。
体の線を拾わない
- ヒップや脚の形が露わになる服や、背中の肉感を拾いやすい服は避ける
- 大人はブカブカすぎてもピタピタすぎても老けて見える
- スキニーを履くなら、体を鍛える or トップスで隠す
ある有名スタイリストの方によると、40代でスキニーが似合う方は少数派らしく、大人にはワイドパンツがおすすめだそうです。
若い頃は体にフィットする服を着た方が細く見えたのですが、30代後半になった現在は服の中で体が泳ぐようなゆとりのあるタイプを着た方が細く見える気がします。
タイトシルエットの服を着る場合は、筋トレを頑張るか、着こなしを工夫した方が良いかも知れません。
▼ 私もスキニーからワイドパンツにシフトしました
少しキレイめを意識
- 全身カジュアルは避けて、どこかにキレイめ要素をプラスする
- 靴、バッグ、アクセサリーなどの小物で取り入れると簡単
- 落ち感や微光沢のある化繊の服を取り入れるのもおすすめ
大人はカジュアル100%より、少しキレイめにシフトした方がしっくりきます。キレイめカジュアルは日常の様々なシーンに対応できるので便利です。
ロンTにジャケットを羽織る、デニムにパンプスを合わせる、セーターはローゲージよりハイゲージを選ぶなど、少し工夫するだけでいつもの装いがぐっと大人っぽく。
▼ カットソー・Tシャツは体操着に見えないタイプを選ぶと◎
流行を追いすぎない
- 今の自分に似合う流行だけ取り入れる
- 流行モノはプチプラを上手に利用する
大人は流行を追わずに上手く付き合っていくのがベター。
私の場合、時代遅れの服装になるのもテンションが下がるので、自分に似合いそうな流行なら取り入れることにしています。
逆にどんなに巷で話題になっていても、自分に似合わない流行は完全スルーでOKです。
高価すぎない
- どんなに高価な服でも、よれよれだと老けて見える
- 清潔感があればプチプラでOK(ただし見るからに安っぽい服は避ける)
- 無理なく買い替えられる価格帯の服から選ぶ
大人のおしゃれは清潔感第一で、必ずしも高価である必要はありません。
20代はよれよれのTシャツでも若さで着こなせますが、大人は服に大きなダメージがあると残念な印象になりがち。
体型も変わりやすい為、気楽に買い替えられる価格帯がベストです。
少ない服を着尽くす
- 服は消耗品であり、流行がある
- 自分の好みや体型、ライフスタイルは変化していく
- 同時期に何十着も持っている必要はない(大して着ないまま着られなくなって勿体無い)
大人になると、過去に似合っていた服が急に似合わなくなるケースが多発します。
今は「これを着ておけば間違いない!私の定番!」と思っていても、1年後にはどうなっているか全く分からないのです。
服は消耗品で流行がある為、少数精鋭を着尽くすつもりでたくさん着て、時期が来たらサッと買い替えるスタイルが賢いと思います。
大人の服選びまとめ
今回の記事は自分の備忘録のようなもので、アラフォー世代をイメージして書きました。
20代の頃は“おしゃれに見えるか”が最優先でしたが、30代後半の今は“自分に合っているか、着ていて気分が上がるか、たくさん着たくなるか”が大事に。(あと清潔感はマスト!)
SNSに投稿した反応を見ると、50代の先輩方や私と同世代の男性も同じような服選びをされている方が多く、割と幅広い層に当てはまるポイントなのかなと思います。
ファッションの考え方は人それぞれなので、良いと思ったところだけ摘んで頂ければ幸いです。
無理せず無駄なく、大人のミニマルワードローブを目指す